"あ"カテゴリーの記事一覧 油に水 あぶらにみず 異質なものであるためしっくり溶け合わない事。 性質が合わない事。 異質(いしつ) 物事や人物などの性質が違っている事。 他と異なる事。 性質(せいしつ) 持って生まれた特徴。 その物や人に最初から備わっているもの。 [0回]PR 油紙に火の付いたよう あぶらがみにひのついたよう ぺらぺらとよくしゃべる様子。 際限なくべらべらとしゃべり続ける様。 油紙に火が付いたときぺらぺらと音がする事からそう言われる。 油紙(あぶらがみ) 紙の表面に薄く油をひいて乾燥させたもので 防水や耐水などの効果がある紙。 和傘や荷造りの包装紙などに使用される。 あぶらとり紙とは別物なので注意が必要。 [0回] 虻蜂取らず あぶはちとらず 欲張らず一つの事に専念しろという事。 蜘蛛の巣に虻と蜂がかかって逃げようとしているのを 蜘蛛が両方を捕らえようとしてあちこちと動き回るうち 両方とも逃げてしまったという事から。 二つの物を得ようとして結局はどちらも失ってしまう事。 虻(あぶ) ハエ目ハエ亜目の昆虫。 ウシアブなどは血を吸う害虫で刺された瞬間チクッと痛みが走るそうです。 [0回] 危ない橋も一度は渡れ あぶないはしもいちどはわたれ 成功のためには一度は大きな冒険も必要だという事。 慎重に生きるのはよい事ですが 人生一度か二度くらいは思い切った行動をしてチャンスを掴むのが良いという事。 冒険 アインシュタインの言葉に 間違いを犯した事の無い者は 何も新しい事に挑戦した事は無い とあり、挑戦する事の大事さを説いています。 [0回] 危ない橋を渡る あぶないはしをわたる リスクの高いやり方で目的を達成しようとする事。 時には法に触れる事を承知でその方法を用いる事。 由来 昔は橋というとつり橋が主なもので 植物のつるや木の板を材料としたものでしたが 年月が経つと腐ったりして劣化が激しく危険なものであったため そのように言われるようになりました。 [0回] あぶない事は怪我のうち あぶないことはけがのうち あぶない事には初めから近づかないほうがいいという事。 近づいた段階でもう怪我を覚悟しなければいけないという戒め。 怪我をしてからでは遅いので注意しなければいけないという事。 怪我(けが) 負傷。 過ち。過失。 思いがけない事態。 [0回] 家鴨の火事見舞い あひるのかじみまい 背の低い太った人が腰を振って急いで歩く様。 火事見舞い(かじみまい) 火事などの災害にあった人に必要なものを届ける事。 現代ではお金を渡しますが 昔は災害にあわれた方に必要なものを急いで持って行ってあげたそうで 生活用品・飲食物などが喜ばれたそうです。 [0回] 家鴨が文庫を背負う あひるがぶんこをせおう 背が低くてお尻の大きな女性が不格好に歩く姿を言った言葉。 アヒルは背が低くて腰回りが大きく足が太いので 歩く姿はヨチヨチととても愛嬌がありますが そのアヒルが本箱を背負うと今にも地面につきそうな低さになり その姿を背の低いよたよたと歩く女性に例えたものだそうです。 文庫(ぶんこ) 本などを収集する書庫(蔵など)の事を言い まとまった書籍・コレクションの事を言います。 手文庫(てぶんこ) 手紙や大切な書類などをしまっておくもので 最近ではインターネットでも販売しています。 大きさからアヒルが背負っていたのは手文庫である可能性が高いようです。 [0回] 痘痕も靨 あばたもえくぼ 恋をした相手の短所であってもすべて長所に見えてしまうという事。 好きになると相手のどんなところでも好きになってしまうという事。 痘痕(あばた) 天然痘という病気が治った後にできる傷の後で 小さなくぼみの事。 天然痘は全滅したとWHOで発表されており現在は痘痕は存在しないのだそうです。 靨(えくぼ) 笑うとき頬にできる小さなくぼみの事。 子供や若い女性にあると可愛く見えるため好まれます。 [0回] あの世千日この世一日 あのよせんにちこのよいちにち 死んであの世へ行き極楽で千日暮らすよりも この世で生きて一日暮らす事のほうが有意義だという事。 生きている一日一日を大切にしなさいという事。 あの世(あのよ) 仏教では極楽浄土または地獄を指す言葉。 俗にいう死後の世界。 宗教などによりさまざまな形態はありますが 東西問わずたくさんの国で死後の世界という概念はあるそうです。 [0回]