"い"カテゴリーの記事一覧 石臼を箸にさす いしうすをはしにさす 無理難題を言う事。 とても固い石の臼に箸をさせといっても無理な事から。 箸(はし) 世界人口の約3割ほどが箸で食事をしていて 4割は手で、残り3割がナイフとフォークでの食事をしているそうです。 日本には7世紀ごろ中国より伝わったとされています。 [0回]PR 石臼芸より茶臼芸にせよ いしうすげいよりちゃうすげいにせよ いろんなことに手を出して多芸でいるよりも 一つの事を突き詰めた芸のほうが良いというたとえ。 石臼と茶臼(いしうすとちゃうす) 石臼は蕎麦の実や小麦、大豆などいろんなものを曳いて粉にすることができますが 繊細さに欠ける傾向があり 茶臼というのはお茶の葉のみを曳き抹茶を作る事に特化したもので とてもきめ細かい粒子に仕上げる事ができるそうです。 [0回] 石臼芸 いしうすげい たくさんの芸を持ってはいるが何一つ完成度の高いものがない事。 何でも一応できるが荒っぽく雑なので優れているものは一つもない事。 石臼は何でも挽くことができるが粗く挽く事から。 石臼(いしうす) 新石器時代より使用されている道具。 穀物や木の芽などを粉にする事ができる。 [0回] 躄三百文 いざりさんびゃくもん 近い場所への引っ越しであっても 引っ越しにはそれなりのお金が必要だという事。 また、近くであっても外出をするとそれなりにお金は使うという事。 躄(いざり) ちゃんと立つわけではなく膝立ちや尻を付けたままで移動する事。 また、歩行が困難な障がい者の事でもありますが 現在では差別用語として使用は禁止されています。 [0回] 砂を集めて塔を積む いさごをあつめてとうをつむ いつまでも完成しない事をしている事のたとえ。 また非常に気の長い作業をしている事。 砂像(さぞう) 主にある種の砂に水をかけて乾燥させ強度を高めた砂の像の事。 材料が砂なので崩れる可能性がとても高く繊細なため作るのにはかなりの熟練が必要。 砂像用の接着剤などもあるそうです。 [0回] 砂長じて巌となる いさごちょうじていわおとなる 末永く繁栄する事や長生きをする事。 小さな砂粒が長い年月を経て大きな岩に成長するまでの時間から。 砂(いさご) 砂や細かい小石 巌(いわお) ごつごつとした大きな岩。 堆積岩(たいせきがん) 何百万年や何億年もかけて海や湖などに堆積した砂や小石などが堆積して その圧力によって一つに固まった岩石の事。 [0回] 諍い果てての乳切木 いさかいはててのちぎりぎ 手遅れである事。 喧嘩が終わった後に棒きれを持ってきてももはや役立たずであることから。 乳切木(ちぎりぎ) 両端が太くやや中央部分が細くなっている棒。 物を担ぐときに使用するほか喧嘩などでも使用されたらしいです。 乳切(ちぎり)とは人の乳くらいまでの高さで それくらいの長さの棒で乳切木という意味かと思います。 [0回] 諍い果てての契 いさかいはててのちぎり 争いごとの後に仲良くなる事。 争った後に相手の認めるべき部分を認め称賛する事で お互いに信頼を増す事があるという事。 諍い(いさかい) 言い争い。 喧嘩。 [0回] 意見と餅はつく程練れる いけんともちはつくほどねれる 餅はつけばつく程おいしくなり 人の意見も話し合えば合うほどよくなっていくものだという事。 意見(いけん) ある問題に対する考えや主張。 説教など。 [0回] 生ける犬は死せる虎に勝る いけるいぬはしせるとらにまさる 死んでしまってはどうしようもないという事。 生きているから何らかの役に立つのであって 死んでしまうと何の役にも立たないという事。 死んでしまった虎より生きている犬のほうが頼りになる事から。 犬死(いぬじに) 何か意味のあるように見えて実は何の意味もない不名誉な死に方。 何の意味もない無駄な死に方。 [0回]