"お"カテゴリーの記事一覧 臆病の自火 おくびょうのじか 臆病な者が怖がる必要もないような事にまで恐れを抱き 無駄に苦しむ事。 不必要に怖がり苦しむ事。 自火(じか) 自分の家から出た火事。 自分の心の迷いからでた苦悩。 [0回]PR 臆病の神降し おくびょうのかみおろし 臆病な者が神々の名前を並び立て慈悲を求めたりする事。 信仰心などないのに困ったときに臆病者が神の名を叫び慈悲を求める事。 神降し(かみおろし) 巫女が神の信託を受けるため祈祷により神霊を体に乗り移らせる事。 神の名を唱え神霊を招き寄せる神事。 [0回] 臆病風に吹かれる おくびょうかぜにふかれる 臆病な心が芽生える事。 怖気づく事。 臆病(おくびょう) 気の小さい事。 ちょっとした事にも怖がりしりごみする事。 怖気(おじけ) 恐怖心。 怖がる気持ちの事。 [0回] 噯にも出さぬ おくびにもださぬ 心の奥底に隠して決して言わないばかりか 全く顔にも出さずに知らないふりをする事。 腹の中のものを口から全く出さないという意味から。 噯(おくび) 胃にたまったガスが口から出る事。 げっぷ。 [0回] 奥歯に物が挟まる おくばにものがはさまる 思う事をすっかり言い切らずに 本心を隠したものの言い方や態度を取る事。 すっかり心が打ち解けずに距離感のある事。 奥歯の間に物が挟まっていると しゃべり辛く発音が不明瞭となる事から。 また、奥歯に物が挟まっていると心地よくない事から 心地よくないものの言い方という解釈もあります。 [0回] 奥歯に衣着せる おくばにきぬきせる 思ったことをそのままいうのではなく遠回しに言う事。 ソフトな言い方をする事。 思わせぶりな話し方。 奥歯(おくば) 口の中の奥にある歯の事。 大臼歯(だいきゅうし)とも呼ばれる。 [0回] 沖を越える おきをこえる 美術や工芸などが非常に優れている事。 技芸が抜きんでてすばらしい事。 海辺の辺の字を《へた》と読める事から 海辺の先にある沖の事を《じょうず》になぞらえた事から。 技芸(ぎげい) 美術・工芸などの技術や芸術。 歌や舞・音曲などの場合は伎芸(ぎげい)の文字を使うそうです。 伎芸天(ぎげいてん) 容姿端麗で器楽の才能に優れた仏教守護の天部のひとり。 [0回] 沖な物あて おきなものあて まだ手に入れてもいないものを当てにしている事。 沖の海にいるものは捕ってみないとわからないものですが すでに捕ったつもりで利益を計算してしまうという事から。 当てにする(あてにする) 心の中で期待をしている事。 思い通りになるよう心の中で願う事。 沖(おき) 岸から遠く離れた海や湖 [0回] 起きて半畳寝て一畳 おきてはんじょうねていちじょう あまり多くの事を欲張って望んではいけないという事。 どんなに豪華な家に住んでいても 起きているときには半畳寝ているときは一畳ほどのスペースがあれば 生活していくことができるという事から。 一畳(いちじょう) 畳一枚分の広さで不動産公正取引協議会が定めたものは90㎝×180㎝のサイズの事。 京間と呼ばれる京都方面では95.5㎝×190.0㎝ 江戸間と呼ばれるものは87.9㎝×175.8㎝ 団地間は84.8㎝×169.7㎝ など様々なサイズがあります。 [0回] 起きて働く果報者 おきてはたらくかほうもの 病気などせずに健康で働けることほど幸せな事はないという事。 果報者(かほうもの) 幸せな者。 幸運に恵まれた者。 [0回]