"か"カテゴリーの記事一覧 風待つ露 かぜまつつゆ 消えてなくなりやすい運命のたとえ。 儚い状態である事。 木の葉などについた露は風が吹いてしまうと すぐに落ちてしまう事から風が吹くまでの運命であるという事から。 [0回]PR 風吹きに灰撒くよう かぜふきにはいまくよう 多額のお金を浪費している様子。 風の吹く日に灰を撒くとすぐに消えてなくなってしまう事から。 激しく散財している様子の事。 散財(さんざい) 色んな事にお金を多く使う事。 [0回] 風は吹けども山は動ぜず かぜはふけどもやまはどうぜず 周囲がどんな事を言っても自分の考えを貫く事。 周りがどれだけ騒ごうともそれに惑わされる事なく 心が揺らがない事。 風がどれだけ吹こうともそれで山が動く事はないという事から。 [0回] 風邪は百病のもと かぜはひゃくびょうのもと 風邪は誰でも引く大したことのないと考えてしまうが 風邪の状態からの悪化で他の病気を引き起こしやすくなってしまうので 放置せずにちゃんと治したほうがよいという事。 また、風邪は大きな病気の兆候である事もあるので 気を付けなければならないという事。 風邪(かぜ) 正式には風邪症候群と呼ばれ ウイルスが原因で呼吸器官などが炎症を起こす現象。 風邪のウイルスは200種類以上ありコロナウイルスも含まれる。 [0回] 風の前の塵 かぜのまえのちり とても壊れやすく消えてなくなりやすい事。 物事が儚く変わりやすい事。 風が吹くと塵のような物はすぐに飛んで行ってしまう事から。 塵(ちり) 小さな埃(ほこり)や砂などの粒子の事。 またゴミの意味でもあります。 [0回] 風に柳 かぜにやなぎ 相手の対応をみてそれに反発するのではなく 適当な対処をして身を守る事。 相手の嫌な行動などをサラッと受け流す事。 柳は風が吹いても枝をそよがせるので 傷つく事や折れたりする事がなく 弱そうに見えて意外と芯が強い事から。 柳(やなぎ) 日本では柳と言えば街路樹などのシダレヤナギが有名。 [0回] 稼ぐに追い抜く貧乏神 かせぐにおいぬくびんぼうがみ どんなに頑張って働いて稼いでも貧乏から逃れられない事。 何らかの理由があり稼いだ分よりも出費が増えてしまっているため 貧乏から変われない事。 稼ぐ(かせぐ) 働いてお金を得る事。 [0回] 稼ぐに追いつく貧乏なし かせぐにおいつくびんぼうなし 生活のために一生懸命働くものは貧乏になって苦しむことはないという事。 遊ぶ時間も惜しみ働く事で収入は増えていくので 貧乏などになる要素はないという事。 稼業に励んで働く事を諭した言葉。 稼業(かぎょう) 収入を得て生活を維持するための職業。 [0回] 稼ぎ男に繰り女 かせぎおとこにくりおんな 理想的な夫婦のあり方の事。 男性は外でせっせと働き 女性は家の中のやりくりを上手にするのがよいという事から。 また、男性が外で稼いで来れるのは 女性が無駄のないようやりくりをしてくれるから という解釈もあります。 遣り繰り(やりくり) 不足している状況下で工夫を凝らして物事を困る事なく都合をつける事。 [0回] 数をいうまい羽織の紐 かずをいうまいはおりのひも 余りおしゃべりが過ぎると余計なことまで口走り 失敗の原因になるので口は慎んだ方がよいという事。 おしゃべりを戒めたもの。 羽織紐(はおりひも) 羽織(短い着物の一種)の前を結んで止めるためのもので目立つ場所にあるため 現代のネクタイのように様々な色合いのものを交換して付け替える おしゃれを演出するアイテムとなっている。 [0回]