"き"カテゴリーの記事一覧 木に竹をつぐ きにたけをつぐ 辻褄の合わない事。 話の前後が不釣り合いな事。 不調和である事。 木に全く種類の違う竹を接ぎ木しようとする事から。 [0回]PR 木で鼻をくくる きではなをくくる 相手に不愛想でそっけない態度を取る事。 相手を軽んじていい加減に扱う事。 木で鼻をくくるとは元々は《木で鼻をこくる》だったものが変化したもので 紙ではなく木で鼻をこする動作から来ているのですが 紙とは違いあまり心地よいものではないので表情にもそれが出てしまう という事から来たものです。 不愛想(ぶあいそう) 明るさや豊かな感情表現などのない事。 ぶっきらぼうでそっけない事。 [0回] 狐を以て狸となす きつねをもってたぬきとなす 狭いものの見方をする事。 また、とんでもない勘違いをしている事。 狐も狸も人を化かす事で有名であるが 実際にはどちらも見た事がなく 狐を見て狸と思い込んでしまう事から。 [0回] 狐を馬に乗せたよう きつねをうまにのせたよう ひどく気持ちが不安定で落ち着きのない事。 また、言っている事が嘘っぽい事。 狐が馬に乗る事はあり得ず とてもそれが信じられない事であるという事から。 [0回] 狐も目のない人は騙せぬ きつねもめのないひとはだませぬ 欲目のない者は騙せないという事。 狐は化けるのが得意でよく人を騙すが 目の見えないものにはそれが通じないという事から。 欲目とは自分の都合の良いように見えてしまう事で そうかもしれないと見てしまうとそれが事実として見えてしまうという事。 [0回] 狐の嫁入り きつねのよめいり 晴れているのに雨が降ってくる天気雨の事。 不思議な現象として昔の人は 晴れているのに雨が降るのは狐が人を化かす事に関係があると思い 狐が嫁入りをしているのを人に見られない為の現象と思われていたようです。 天気雨はいきなり降りだしすぐにやむことが多く それで厄介なものと感じたり すぐにやんでその後に虹ができる事から 縁起が良いと感じるという説があります。 天気雨(てんきあめ) 晴れているのに雨が降る事。 ほとんどの場合、軽く降る雨で傘も必要ない事が多い。 狐の嫁入りとも呼ばれる。 [0回] 狐の子は面白 きつねのこはつらじろ 子供は親に似るものだという事。 面白とは狐の顔の頬の部分が白い事から。 [0回] 狐七化け狸は八化け きつねななばけたぬきははちばけ 上には上がいるという事。 狐は化けるのが上手で七種類の変化ができるが 狸はさらに上手で八種類の変化ができるという事から。 狐は抜け目のなさそうな精悍な見た目なのに対し 狸は愛嬌があり人はその外観に気を許してしまうのではないか というイメージから狸のほうが人を騙すのが上手と思われているようです。 変化(へんげ) 本来の姿とは違う姿で現れる事。 ひとつの存在様態から違う存在様態になる事。 [0回] 狐が下手の射る矢を恐る きつねがへたのいるやをおそる 道理のない常識外れの人が一番怖いという事。 下手な人が矢を射るとその矢がどこへ飛ぶのかわからず 頭の良い狐でもどこへ逃げればよいかわからないという事から。 まともな人間は相手にしやすいが 無茶な人間は相手にしにくいという意味。 未熟な者の相手は大変だという事。 下手(へた) 端や辺を意味する《へた》から変化した言葉。 奥が深くなく《端・はし》や《岸辺・きしべ》などの奥が浅いという意味から。 中途半端で手際の悪い事。 [0回] 吉凶は人によりて日によらず きっきょうはひとによりてひによらず 吉日や悪日というものは人それぞれの心の判断で行うものであり すべての人に共通適用されるような吉凶な日はないものだという事。 暦の吉日や厄日などを心配するものではないという事。 悪日(あくび) 運勢の悪い日。 縁起の悪い日。 [0回]