"く"カテゴリーの記事一覧 [PR] ×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 蜘蛛は大風吹く前に巣をたたむ くもはおおかぜふくまえにすをたたむ 台風などの激しい風が吹き荒れる前兆の事。 蜘蛛は天候の変化に敏感で台風などが来るのを察知し その前に巣を撤去してどこかへ逃げてしまうという事から。 蜘蛛(くも) 糸を出し小動物などを捕食する節足動物。 身近にいる生き物のため日本では蜘蛛と縁起を担ぐ風習が多く 一部地方の方言では蜘蛛を《コブ》と呼び 夜に出る蜘蛛を《夜コブ》から《よろこぶ》と連想し 縁起の良いものと考えているそうです。 [0回]PR 蜘蛛の巣で石を吊る くものすでいしをつる 到底実現できそうにない事。 また、非常に危うく危険である事。 蜘蛛の糸は粘着力があり一度引っかかるとなかなか取れないものであるが それは捕食する虫などが対象の場合の話で 石などのような重いものを蜘蛛の巣で吊り上げようとしても無理な事から。 蜘蛛の糸(くものいと) 蜘蛛の糸は強度が鋼鉄の4倍あり 伸縮性もナイロンよりもよいと言われていて 人工で蜘蛛の糸を作り商品化している会社もあります。 しかし蜘蛛の糸よりも蓑虫の糸のほうがさらに強靭とされ研究が進んでいるそうです。 ただし、これらは人工で強化されているものであるため 自然の糸がそのまま強靭であるわけでない事に注意。 [0回] 蜘蛛の子を散らすよう くものこをちらすよう 多数いたものがあちらこちらへとバラバラに逃げ惑う様。 大勢が散り散りに逃げる事。 統制など取れずに混乱しながらあたふたと逃げる様。 語源(ごげん) 蜘蛛の卵は多くを糸でまとめている卵嚢(らんのう)という状態にしているが 卵が孵るとしばらく蜘蛛の子はその卵嚢内で生活していて 外から何かの刺激があると蜘蛛の子は驚きその卵嚢からうじゃうじゃ逃げ出す事から。 [0回] 雲に汁 くもにしる 事態がよい方向に動きそうな事。 物事の展開が面白そうな方向へ向かう事。 雨がずっと降っていない状態であったところに 雨雲が湧いて出てきて望んでいた雨が降りそうになっている状況から。 日照りでいるところに雨を降らせそうな空模様になった事から 雨が降るという期待がわいている状況から。 汁とは雲に湿気が多く集まっているという意味。 [0回] 雲にかけ橋 くもにかけはし どんなに望んでも無駄な事。 雲に行くための架け橋を作ろうとしてみてもとても無理な事から。 雲の梯(かけはし)ともいい この場合は橋ではなく雲に梯子をかけるという事で 同じ意味となりますが 橋よりも梯のほうが無理な度合いが強いよう思われます。 雲にかけ橋霞に千鳥 [0回] 雲となり雨となり くもとなりあめとなり 他人への思いやりが希薄で心変わりしやすい事。 また、人が亡くなった後に 雲のようにあとかたもなく消えて何も残らない事。 男女の仲がとても睦まじい事もいう。 睦まじい(むつまじい) 男女・家族の仲のよい事。 [0回] 熊に山椒鯉に胡椒 くまにさんしょうこいにこしょう 食べ合わせが悪いと言われるもの。 昔から言われている物は多数ありますが 根拠がなく言われているものなどあるそうです。 ただし、諺ではありませんが ベーコンとほうれん草を一緒に取ると 調理方法によっては発がん性物質生じるなど 食べ合わせの悪い食材の組み合わせはあるので注意が必要。 食べ合わせ(たべあわせ) 食い合わせとも言い、昔から一緒に食べてはいけないと伝承されている物。 ワラビとタコを食べるとワラビ中毒になる可能性があったり ソバとカキを一緒に食べると内臓が冷え腹痛を起こす可能性があるなど。 [0回] 窪い所に水溜まる くぼいところにみずたまる 土地の凹んだくぼみに自然に水たまりができるように 人も利益のある場所に集まりやすいという事。 また、普段から行いの悪い人には 何かあった場合真っ先に疑いの目が集まったり 地位の低い貧乏をして生活の苦しい者には 病気などの出費などお金のかかる事が多かったり 集まるべき所へ自然に集まってしまう事をいう。 窪い(くぼい) 凹いとも書く。 周りよりも凹んでいる事。 劣っていたり、身分の低い事。 [0回] 首振り三年ころ八年 くびふりさんねんころはちねん 一つの道を究めるのは長い情熱をもって修練しなければならないという事。 一つの物を成し遂げるには長い努力が必要であるという事。 単純な仕組みに見える尺八ですが 実際に上手に吹こうと思うと 首を振ってよい加減の音を出すのに三年 ころころと哀愁のある音を出すのに八年かかるという事で 簡単そうに見えるものでも実際に演奏するには長い時間がかかるという事から。 [0回] 首たけ くびたけ 異性に対する強い思いに支配されてしまう事。 どっぷり漬かり首の辺りまで埋まるほど深くはまってしまっているという事。 また、足の下から首あたりまで高さの事。 首だけのぼる 足駄をはいて首たけ 下駄履いて首だけ惚れている など [0回]