"こ"カテゴリーの記事一覧
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ごんべいがたねまきゃからすがほじく
人がしたことを後から台無しにしてしまう事。
無駄骨な事。
権兵衛さんが種を蒔いている後ろから
烏がついてきてその蒔いた種をほじくり返してしまうという事から。
- 権兵衛が種まく(ごんべえがたねまく)
もともとは三重県に伝わる民話《種まき権兵衛》から派生したもので
権兵衛がなれない農作業をしていると
カラスが種を食べてしまうという民謡。
また、昔のスナック菓子のCM曲でもそれに似たようなものがあり
特定の年代の方には懐かしいかと思います。
ちなみに権兵衛さんは実在の人物でもともとは武家の方で
父の死後に武士の身分を棄てたそうで
そのため農業が不慣れだったそうです。 -
こをもてばしちじゅうごどなく
子供を持つと年中悩みや気苦労が尽きないという事。
子供を持つ親と言うのは病気にならないか怪我をしないか
学校はうまく行っているのか、就職はどうなのかなど
子供に対する心配がなくなるものではないという事から。
子を持って泣かぬ親はない
- 七十五(ななじゅうご)
色々な説がありますが七十五は日本では特別な数字とされ
終わりや果てと言う意味があります。
昔は季節が春夏秋冬に梅雨を加えた5つという考えがあり
365日を5で割るとおおよそ75日となった事から一つの季節を意味し
それを一つのサイクルの最初から終わりまでという意味となったという説や
15日を一つの区切りとする節気(せっき)に沢山を表す数字5を加え
沢山の節気と言う意味の5節気となり5つもの節気が過ぎるほどの時間
から75とするという説などあるようです。