"こ"カテゴリーの記事一覧 [PR] ×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 乞食に膳椀 こじきにぜんわん 身分に不釣り合いな事の例え。 膳椀とはお膳に乗った豪勢な食事の事で 乞食が自分の身分にふさわしくない御馳走を食べるという事から。 乞食に朱椀 乞食に箔椀持たせる 乞食の家へ朱椀 膳(ぜん) 一人分の食事を載せる台の事。 会席料理などによく用いられる。 懐石料理と会席料理 どちらも《かいせきりょうり》と読みますが 懐石とは一日の食事が一度の禅僧が 空腹を和らげるために懐に温石(おんじゃく)という石を入れたことに由来し 懐に石を入れたような軽い食事の意味で 会席とは俳諧の宴会の寄り合いの席で出された宴会の為の食事で お酒を飲みながら食べる食事の意味となります。 [0回]PR 乞食に氏なし こじきにうじなし 乞食とは生まれながらの職業や階級ではなく 本人の行いの悪さが原因でなる物であるという事。 乞食と言う家系に生まれたわけではなく 怠け心や浪費癖などの原因によりなってしまうのだという事。 乞食に筋なし 乞食に種なし 氏(うじ) おなじ血統である事を表す家系の名称。 [0回] 乞食酒 こじきざけ どんなに他人から意地汚く見られても酒を飲もうとする酒飲みの事。 例えば他人の飲みかけや飲み残しなどでも平気で 燗冷ましと言われるようなものでも喜んで飲むお酒好きの事。 現在風に言えば気の抜けたビールなどでも喜んで飲んでしまう事。 燗冷まし(かんざまし) 一度温め燗酒となったものが覚めて冷えたもの。 美味しくないと言われることが多いが 冷酒の中にはわざわざ一度燗をしてから冷やすものもあり 一概に燗冷ましがまずいと言うわけでもないそうです。 日本酒は温めると香りや甘みなどを強く感じ 冷ますと渋みや苦みなどを強く感じるそうなので 飲む人の好みで感じ方が違うと思います。 [0回] 乞食が馬を貰ったよう こじきがうまをもらったよう 自分の地位や生活などに不釣り合いな物をもらってしまい どうしてよいか困る事。 ありがた迷惑な事。 乞食には馬は必要なく それをもらったとしても餌代や世話などで大変である事から。 乞食の馬を買ったよう 迷惑なプレゼント 他人から頂くプレゼントに困る方は結構いるそうで。 意外と多いのが花瓶や絵・趣味の合わないインテリア類が多いようです。 また本なども好みは人それぞれで聖書をもらって困った方もいるそうです。 [0回] 子三人子宝 こさんにんこだから 子供を持つなら三人くらいがちょうどよい人数で 幸せに暮らすのにはいいという事。 子宝と言われますがあまりに子供が多ければ 育てる親の負担も大きく子供を均等に愛するのも難しくなるというもの。 多くの子供を育て幸せな家庭もあるので 一概にそうとは言えませんが 子供が多ければ金銭面などで親の負担は多く これくらいがちょうど良いのかなと思います。 負わず借らずに子三人 [0回] 心を鬼にする こころをおににする 相手を可哀想だと思っていても厳しい態度で接する事。 相手の事を思い敢えて甘い態度をとらない事。 情に負け相手の為にならない行動をするよりも 心を冷酷非情な鬼のようにしても相手の為を思う行動をする事。 鬼(おに) 想像上の怪物。 赤や青などの色をした身体に頭には角を生やしている地獄の極卒。 また、酒呑童子などのような伝説の怪物など。 そこから転じ心の冷たい人や無慈悲な人の事。 [0回] 心安いは不和の基 こころやすいはふわのもと ふつう以上に打ち解けて仲が良くなると 相手に対する遠慮や気遣いという気持ちが薄れてしまい 仲が悪くなる事もあるという事。 仲良くなるとそのことが理由で逆に仲が悪くなるという事。 親しくなると相手への甘えの心が生じ 相手への要求や不満が多く出てしまうという事。 思う中には垣をせよ 親しき中にも礼儀あり 心安い(こころやすい) 遠慮など必要のない事。 懇意である事。 落ち着く事。 不和(ふわ) 仲が悪い事。 和とはおだやか・のどか・互いに気が合う事で それに否定の不がつく事でそうではないという意味となります。 [0回] 心程の世を経る こころほどのよをへる 人の人生は心がけ次第でそれに相応しいものとなるという事。 世の中は運によって変化をするものであるが 長い目で見れば努力を継続する心がけなどで最終的に決まるという事。 人生はその人の日常的な心の在り方で どのようなものになるか決まるという事で ある日突然頑張ったからと言ってすぐに思うような結果が出るわけではなく 普段からの行いの積み重ねでどのような人生を送るか決まるという事。 また、自分の心の作り出す範囲でその人の人生は収まるという事。 心がらの世を経る 心程(こころほど) 心の程度。 心のそのままの有様。 世を経る(よをへる) 年月が過ぎる事。 年を取るなど。 [0回] 心は二つ身は一つ こころはふたつみはひとつ 心ではあれもしたい、これもしたいと望みはたくさんあるが 体は一つしかないので両方はできないという事。 やりたいことは沢山あったとしても 同時に複数はできないのだという事。 沢山の望みを同時に叶えようとしてもそれは無理である事。 心二つに身は一つ 二兎を追うものは一兎も得ず 東家に食し西家に宿す 二者択一(にしゃたくいつ) 二つのうちどちらかを選ぶ事。 [0回] 心は面の如し こころはおもてのごとし 人の顔はそれぞれ違いがありそれで個を見分けられるのですが 心も同じで全く同じ心というものはなくそれぞれ違いがある物だという事。 顔は人それぞれであり 心のありかたも同じではないという事。 人心の同じからざる其の面の如し 人心は面の如し 面(おもて) 顔、顔立ち。 [0回]