"す"カテゴリーの記事一覧
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すもうのはてはけんかになりばくちのはてはぬすみになる
何事も熱くなりすぎるとトラブルのもとになるのだという事。
昔の相撲と言うものは庶民が道端などで行ったりしていたもので
一種のゲームのようなものでしたが
当時は土俵もなく勝敗が一目瞭然ではないため
その結果に不満があると周りを巻き込み喧嘩や傷害事件にまで発展したそうで
博奕のほうものめり込むと自分のお金が無くなり
他人のお金に手を伸ばしてしまうという事から。
- 相撲(すもう)
力比べの為の取っ組み合いなどから発展した日本の伝統文化。
もともとは単純な力比べなので
どこの国でも同じようなルーツのスポーツは存在していて
今の相撲の形になったのは日本独自の進化を遂げたため。 -
すみはがきにすらせふではおににもたせよ
墨をする時には力を抜いて行うのがよく
筆を使用して書く時には力を込めて行うのが良いという事。
また墨はゆっくりと少しずつするのがよく
筆で字を書くには勢いよく力強くするのが良いという事。
墨をするには空腹で力が出ない餓鬼のように力を込めず
筆を使用するには強靭な体を持つ鬼のように力を込めるのが良いという事から。
- 餓鬼(がき)
常に飢えや乾きに苦しんでいる亡者。
餓鬼には《人中の餓鬼》と《餓鬼世界の餓鬼》がいるという説があり
前者は夜に起きて昼に寝るという人とは真逆の行動を取り
後者は慳貪(けんどん)や嫉妬などが原因で餓鬼世界に生まれ変わった者と言われる。
- 鬼(おに)
閻魔大王の元で地獄の亡者を苦しめる獄卒と言われている存在。
強靭な体を持ち力の強い怪物というイメージで語られる事が多いが
遠い国から来た外国人や海賊・山賊などの野蛮な不法集団を指す事もあったようです。