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こめくったいぬがたたかれずにぬかくったいぬがたたかれる
一番大きな悪事を働いたものは罪に問われないでいる事。
大きな悪事はそのまま見逃されてしまい
小さな悪事は罰せられてしまう事。
または、悪事を計画しすべてを操っていた黒幕は逮捕されず
末端の組織員などだけ逮捕されてしまう事。
例えば振り込み詐欺などは主犯は捕まらず
受け子などと呼ばれる者などは捕まる事。
人間が食べるはずの米を食べてしまった犬は何も罰を受けず
飼料にする予定の精白した後の糠を食べた犬は叱られ叩かれてしまうという事から。
皿なめた猫が科をくう
笊なめた犬が咎かぶる
呑舟の魚を逸する
糠食った犬は見つからないで笊なめた犬が見つかる
鈎を盗む者は誅せられ国を盗む者は諸侯となる
雑魚ばかり網にかかる
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ごまめのはぎしり
実力不足の者が自分を顧みず結果を悔やむ事。
実力の無い者が相手に太刀打ちできない事をとても悔しがる事。
まったく勝負にもならないような相手に負け
自分を冷静に見つめるのではなく
負けた事に諦めがつかず腹立たしい気持ちでいる事。
例えばあるスポーツを始めたばかりの者が
長年やっているベテランと試合をする機会があり
負けた時に自分の至らない点を考えるより
相手に負けた事を歯ぎしりして悔しがるような事。
蟷螂の斧
- 歯軋り(はぎしり)
多くは睡眠中に無意識に行われる歯と歯が強くこすれ合う事。
また、感情的になり歯を食いしばる行為。
歯軋りが癖になっている人は
咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉が発達していくため
あごの筋肉が発達しエラが張ったようになるそうなので気をつけましょう。
