"あ"カテゴリーの記事一覧 秋柴嫁に焚かせろ あきしばよめにたかせろ 秋柴は煙が多く焚きにくい事から 嫌な仕事であったので 面倒なことは嫁にやらせろという嫁いびりの言葉。 嫁いびり 姑や小姑が嫁をいじめる事。 今風に言うとトメやコトメに意地悪される事。 [0回]PR 秋鯖の刺身にあたると薬がない あきさばのさしみにあたるとくすりがない 鯖は腐りやすい魚で 特に秋の鯖の中毒は激しいものであるという事。 鯖(さば) 傷みやすい魚の代表。 鯖はアニサキスという寄生虫がいるので注意が必要で 塩や酢でも生き残るので 特に秋の鯖は加熱処理で食べるのが一番という事です。 [0回] 秋財布に春袋 あきざいふにはるふくろ 秋に財布を縫うのは空きに通じるので縁起が悪く 春に財布を縫うのは張るに通じるので縁起がいいという語呂合わせ。 財布(さいふ) 金銭を懐に入れて持ち歩くための袋。 古くは金袋(かねぶくろ)や銭袋(ぜにぶくろ)などという 長方形の袋にひもを付けて首から下げたりしていた。 現代の財布は金銭を持ち歩く以外にも カード類やスマホなどを入れるものもあるそうです。 [0回] 秋かますは嫁に食わすな あきかますはよめにくわすな 秋に脂がのり美味しい魚のかますは嫁に食べさせるなという事。 秋茄子は嫁に食わすなと同じ。 農漁村の嫁いびりを道具にしたいいかた。 かます(魳) スズキ目カマス科の魚。 塩焼きや生干しがおいしい魚。 [0回] 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ 秋風は夜になると静まり止むもので 夫婦の喧嘩も日が沈み寝る頃には大抵収まっているという事。 秋風(あきかぜ) 秋に吹く涼しい風。 金風(きんぷう) 素風(そふう) 鳩吹く風(はとふくかぜ) 鯉魚風(りぎょふう) などとも呼びます。 [0回] 垢を洗うて痕を求む あかをあろうてあとをもとむ 垢を洗い流してわざわざ隠れていた傷を出す事で 他人のささいな欠点を暴こうする事。 また他人の落ち度を暴いたことで 自分のぼろを出してしまう事。 ぼろ(襤褸) ぼろぼろから出た言葉で 隠していた都合の悪い事。失敗。 破れたり壊れたりしている物。 などの意味。 [0回] 明るけりゃ月夜だと思う あかるけりゃつきよだとおもう 考えが浅く世間を知らない事。 外が明るい原因は色々あるのに それを馬鹿の一つ覚えのように すべて月夜だからと思ってしまう事から。 単純でのんきな者を嘲る言葉。 月夜(つきよ) 月光のある夜。 月が出ている夜。 月光(げっこう) 月の光。 月影ともいいます。 [0回] 垢も身のうち あかもみのうち 風呂好きの人をからかう言葉。 垢も体の一部なので長風呂で垢を擦るのもほどほどにしなさいという事。 【腹も身の内】をもじった言葉。 垢すりの効果 垢は古い角質に皮脂の分泌液が混じっているので それがたまったままだとしみや黒ずみの原因になるので 垢すりによって肌のターンオーバーを促す効果があります。 また垢は細菌の餌にもなりそれが体臭の元となるので 垢すりをすることによって体臭改善の効果もあるそうです。 [0回] 垢は擦るほど出るあらは探すほど出る あかはこするほどでるあらはさがすほどでる 欠点を探すときりがないという事。 垢は擦れば擦る程出てくることに似ている事から。 きりがない(切りが無い) 終わりがない。果てしないなどの意味。 垢(あか) 古い角質が剥がれ落ち皮膚成分と混じり合ったもの。 あら(粗) 人の欠点や落ち度など。 それを探し出す行為を粗探しといいます。 [0回] 垢で死んだ者はいない あかでしんだものはいない お風呂が嫌いな人の言い訳。 または風呂嫌いな人に対する皮肉の言葉。 お風呂に入らなければ垢がたまり不潔ですが それで死ぬわけではないという事。 お風呂に入る頻度 ある調査によると 毎日お風呂に入る人は全体の30~40%で シャワーで済ませる人や 1日おきに入浴する人が多いそうです。 これは日本人の場合ですが 水不足なフランスなどでは 毎日入浴するのはとても珍しいそうです。 [0回]