"あ"カテゴリーの記事一覧 秋のアラと娘の粗は見えぬ あきのあらとむすめのあらはみえぬ 若い女性は魅力的であるため欠点は見逃されがちであるという事。 魚のは普段深海の岩陰にいて 秋にはほとんど収穫されることがないため見ることはなく 若い女性の欠点もほとんど見られることがないという事。 アラ スズキ科の海水魚。 沖合の深い岩場に生息。 なべ物や塩焼きなどがおいしい。 [0回]PR 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる 秋に降る雨は 南からの暖気が流れ込んでくる事が原因なので気温は暖かく 寒がりの猫はのんびりと顔を長くして喜ぶ事から。 一尺(いっしゃく) 一尺をcmで計算すると約30.303cmとなります。 三尺はその三倍なので約90cm。 秋の猫はかなり巨大な顔をしてるようです。 [0回] 秋になればほいと腹になる あきになればほいとばらになる 秋になると食欲が増し、たくさん食べるようになるという事。 ほいととは乞食の事で、乞食ががつがつ食べるような様からほいと腹。 ほいと・ほいど 祝人(ほぎびと)が変化した言葉。 祝人は神楽・獅子舞などの年中行事を行うもので その見返りとして物をもらっていたのでそこから転じて 乞食の意味に。 [0回] 秋茄子嫁に食わすな あきなすよめにくわすな 秋の茄子は美味しいので嫁には食べさせるなという嫁いびりの言葉。 ほかに 茄子は体が冷えるので体に良くないという意味や 茄子には種子がないので子宝に恵まれなくなるという という嫁をいたわる言葉として使われる場合もあるそうです。 茄子の旬 茄子の旬は夏~秋で 体を冷やす作用から夏のものは食べると暑さをしのぐことができ 秋のものは身がしまり美味しさが増しているのだそうです。 [0回] 商いは本にあり あきないはもとにあり 商売の成功不成功は資本の大小に左右されるという事。 資本(しほん) 事業活動の元手。 金銭などの【金融資本】 建物や設備などの【物的資本】 労働者の健康や教育程度による【人的資本】 などがあります。 [0回] 商いは門門 あきないはかどかど 客のニーズに合ったものを売るのが商売のコツであるという事。 また、商売はそれぞれ得意としている専門の店があるので そのような専門の店から購入するのがよいという場合にも使います。 ニーズ 人や集団が持つ欠乏感の事で 空腹や渇きのような【生理的ニーズ】 愛情などのような【社会的ニーズ】 知識などの【個人的ニーズ】 などがある。 [0回] 商いは数でこなせ あきないはかずでこなせ 利益を少なくして多く売る薄利多売が 商売繁盛のコツであるという事。 薄利多売(はくりたばい) 商品一品当たりの利益を少なくして たくさん売ることで全体の利益を大きくする事。 [0回] 商いは牛の涎 あきないはうしのよだれ 商売はせっかちにならず、 牛の涎が細く長く切れ目なく流れるように コツコツ気長に辛抱強く続けるとよいという事。 気長な努力が必要である事。 せっかち 急いで落ち着きのない事。 性急な性質の人。 【急き勝ち】が語源で 急いで勝つという意味ではなく 急いでいる状態が勝ってしまう事で 急ぐことに自制が効かないという意味。 [0回] 商い上手の仕入れ下手 あきないじょうずのしいれべた 客扱いが上手でよく売れるので繁盛してるように見えるが 仕入れが下手なのでいくら売っても利益がなかなかあがらない事。 骨折り損のくたびれ儲けであるという事。 また、人には得手不得手があり 一人で何でもこなせるわけではないという事。 商い(あきない) 語源は諸説ありますが 農民の間で収穫物などを交換する商業が秋に行われていたため 【秋なう】という言葉から【あきない】 となった説があるそうです。 [0回] 空樽は音高し あきだるはおとたかし 中身のない空っぽの樽は叩くと高い音がする事から 声高にものをいう人の話す事は 空虚で軽薄なものが多いという事。 また、よくしゃべる人ほど 意味のない事を周りに言いふらし迷惑をかけると言う事。 空樽(あきだる) 何も入ってない樽。 一度酒樽として使った樽を 【いちあきだる】 ともいうそうです。 [0回]