"あ"カテゴリーの記事一覧 網の目に風たまらず あみのめにかぜたまらず 意味のない事。 無駄な事。 風を防ごうと網を張ってみても 風は網の目を抜けていくので全く防ぐことはできないという事から。 網(あみ) 糸や縄などを方形やひし形などに編んで作った道具。 主に魚や鳥などを捕らえるために使用する。 ネット。 [0回]PR 網にかかった魚 あみにかかったさかな どんなにもがいて逃げようとしても逃げられない事。 窮地から抜け出すことができない事。 窮地(きゅうち) 逃れる術のない苦しい立場。 [0回] 網呑舟の魚を漏らす あみどんしゅうのうおをもらす 大悪人を逃がしてしまうほど法律がゆるいという事。 また、悪人は法律の裏をかくので なかなか罰することができず 国を揺るがすような悪人には法律も通用しないという事。 網の目が粗すぎて舟を飲むような魚であっても 捕まえることができずに逃がしてしまう事から。 呑舟の魚(どんしゅうのうお) 舟を飲み込むほど巨大な魚。 そこから大人物・重要人物などに例えられる。 [0回] 阿弥陀も銭で光る あみだもぜにでひかる お金の力がものをいうという事。 阿弥陀様のご利益もお供えの金額次第で変わるという事。 阿弥陀(あみだ) 大乗仏教の中心をなす仏。 自力で成仏できない人も、念仏を唱える事によって 極楽浄土へ行けると説く。 大乗仏教(だいじょうぶっきょう) 仏教の二大流派の一つ。 もう一つは小乗仏教。 [0回] 余り物には福がある あまりものにはふくがある 他人の残した最後の物には思いがけない価値があるというもの。 他人との競争に敗れ最後に残った物を手にする人へ対する 慰めの言葉でもあります。 福(ふく) 幸運。 運が良い事。 しあわせなど。 [0回] 余り円きはまろび易し あまりまろきはまろびやすし 人はあまりに温厚すぎるのは逆に良くない事があり 少しきりッとしたほうが良いという事。 あまり温和だと他人に付け込まれ痛い目に会うので 少しくらい角があったほうが良いという事。 円き(まろき) おだやか。 円満。 角々しくない様など。 まろぶ 転ぶ。 倒れるなど。 [0回] 余茶に福あり あまりちゃにふくあり 争いごとを好まない人には福が訪れるという事。 出されたお茶を他人に先に譲り 最後に残ったお茶はよい物だという事から。 余茶(あまりちゃ) 茶筒に残っている茶葉。 また急須などに残っているお茶。 茶筒(ちゃづつ) お茶の葉を入れておく容器。 密閉性が高く湿気を防ぐ構造になっている。 光で茶葉が劣化するのも防いでくれます。 木や漆器などで昔は作られていましたが最近では金属製もあります。 [0回] 余りしゃべるとお里が知れる あまりしゃべるとおさとがしれる 普段着飾り大人しくしているととても立派に見えるものも 長くおしゃべりをしていると その言葉遣いやしぐさなどで生まれ育ちがバレてしまうと言うもの。 お里(おさと) その人の生まれた家・実家。 その人の生まれた土地柄。 生まれ育ち。 これまでの成長過程。 [0回] 雨夜の月 あまよのつき 想像する事は可能であるのに実現する事は不可能な事。 また、現実にはあるのに目には見えない物のたとえ。 雨の降っている夜は雨雲があるため月はそこにあるのに見えない事から。 雨夜(あまよ・うや) 雨の降る夜。 [0回] 甘やかし子を捨てる あまやかしこをすてる 子供を甘やかすのはその子のためにはならないという事。 わがままに育ててしまうといずれ家出や 或いはやむなく勘当したりと思いがけない別れを招いてしまうという事から。 勘当(かんどう) 親が子に対して親子の縁を切ると宣言する事。 未成年に対しては親の責任があるため 未成年を勘当すると捨て子と判断されるようです。 [0回]