"い"カテゴリーの記事一覧 犬一代に狸一匹 いぬいちだいにたぬきいっぴき 人生で大きなチャンスに巡り合うのはそうそうないという事。 猟犬が一生のうちで狸のような獲物を捕るのは一度あるか無いかという事から。 一代(いちだい) 一生涯。 生まれてから死ぬまで。 [0回]PR 往に跡へ行くとも死に後へ行くな いにあとへゆくともしにあとへゆくな 妻と離婚した者の所へ嫁ぐのはよいが 妻と死別した者の所へ嫁ぐのはやめたほうがいいという事。 死んだ妻への愛情はいつまでも残っているので 後妻に行くのは苦労が絶えないという事から。 後妻(ごさい) 妻と死別あるいは離婚した男とその後に結婚した妻。 後添い(のちぞい) [0回] 稲荷の前の昼盗人 いなりのまえのひるぬすびと 明るい昼間に神社の前で人の物を平気で盗むという事。 悪人の図々しさを驚いた言葉。 また、白昼に神社の賽銭箱を荒らしたり 参拝に来る人の物を盗んだりする神罰を恐れぬ図々しさを語ったもの。 盗人(ぬすびと) 他人の所有物を盗み取る者。 盗賊。 [0回] 稲妻や昨日は東今日は西 いなずまやきのうはひがしきょうはにし 変化の激しい事や素早い事のたとえ。 稲妻が昨日は東の空で光っていたと思ったら 今日は西の空で光っていたので世の中何が起こるのかわからないという事から。 稲妻(いなずま) 空中電気の放電により起こる雷光。 また、動作の素早さや時間の短さなどにも使われる。 稲が実を結ぶ時期に多くそれにより稲が実ると考えられ 稲の夫(つま)と言う意味から生まれた言葉。 [0回] 田舎者の国自慢 いなかもののくにじまん 田舎者は世間が狭く、見聞も狭いため 自分の生まれ故郷のつまらない国自慢をしてしまうという事。 他の地域を知らないため自分の故郷が一番だと思ってしまう事。 見聞(けんぶん) 見たり聞いたりする事。 またそれによって得た知識や経験。 [0回] 稲束に露多きときは晴天となる いなたばにつゆおおきときはせいてんとなる 秋の夜に温度が下がるのは高気圧が上空を通るためで それが理由で翌日は晴天となるという事。 夜間に雲一つない天気であると 地表面から熱が奪われ温度が下がっていくので 露が下りてきて稲束につく程の場合は晴天の確率が高いという事だそうです。 晴天(せいてん) 晴れた空。 晴れ渡った青空。 [0回] 田舎の学問より京の昼寝 いなかのがくもんよりきょうのひるね 田舎で一生懸命に本などを読み勉強するより 都会に行って勉強を怠けていろんな場所へ出歩いたほうが見聞が広がるという事。 都会には人材が多く集まり それらの人たちと交流するだけで学ぶことが多くあり 人の少ない田舎でこつこつ勉強するよりよいという事。 これはネットなどがなかった時代の事なので 現代に当てはまるかはわかりません。 [0回] 田舎に京あり いなかにきょうあり 田舎にも賑やかな場所や繁華街などはあるという事。 不便な土地にも良い場所はあるという事。 京(きょう) みやこ。 首都。 京都。 など [0回] 居ない者貧乏 いないものびんぼう その場に居なかった人は分け前をもらう事ができず 言い訳を言う事もできないので色々損をしてしまうという事。 本人がいないところで悪口を言われたり 批判をされたりと本人だけが知らないという事。 不在(ふざい) その場に居ない事。 留守である事。 [0回] 井戸を掘るなら水の出る迄 いどをほるならみずのでるまで 物事をやり始めたら やり遂げるまであきらめない根気が必要であるという事。 井戸は水が涌いて価値があるものなので 途中でそれをやめてしまっては何の価値もないという事から。 困難な事であっても始めたのであれば 結果が出るまで頑張らなければいけないという事。 [0回]