"お"カテゴリーの記事一覧 親擦れより友擦れ おやずれよりともずれ 子供の成長に対し影響力が強いのは親よりも同世代の友人であるという事。 学校や遊びなど同世代の友人との体験は親の影響よりも大きく 友人から受ける影響は人生を左右するものであるという事。 親擦れ(おやずれ) 親との関わりにより世間を知る事。 友擦れ(ともずれ) 友人との関わりにより世間を知る事。 [0回]PR 親子は一世 おやこはいっせい 主従関係の大切さを説いたもの。 親子は現世限りのつながりで 夫婦とは現世と来世あるいは前世からのつながり 主従関係は現在・過去・未来と深いつながりがあるというもの。 封建時代の教え。 [0回] 親子の仲でも金銭は他人 おやこのなかでもきんせんはたにん 金銭関係は親子の間であっても他人のように水臭いという事。 金銭関係は親子であってもちゃんとけじめをつけるべきという事。 水臭い(みずくさい) 食べ物や飲み物などに水分が多く味気なくまずい事。 そこから転じて人に対して愛情が薄い、 親しい関係なのによそよそしいなどという意味に使われます。 [0回] 親孝行と火の用心は灰にならぬ前 おやこうこうとひのようじんははいにならぬまえ 親はいつまでも生きてはいないので 生きているうちに親孝行をしないとだめで 火の用心は火事になる前にしないと意味がないので どちらも後になってからでは遅いという事。 親が死んで灰になってしまうのと 家事で焼けたあとに灰が残る事をかけた言葉。 火の用心(ひのようじん) 火事にならないよう火を使うようなものなどに注意をする事。 [0回] 親苦子楽孫乞食 おやくこらくまごこじき 親は苦労をして財産を作るが その財産を子が贅沢をして失くしてしまい 孫の代になると乞食に落ちぶれるという事。 親は自分のしてきた苦労を子にはさせたくないと贅沢を許しますが 甘えて育った子は孫を立派に育てる事ができないという事から。 [0回] 親が憎けりゃ子まで憎い おやがにくけりゃこまでにくい 子には罪はないが その親への憎しみが子にまで及んでしまう事。 人情として仕方のないもので理屈ではないという事。 逆に親に好意を持った場合 その子にも好意的である事が多い。 人情(にんじょう) 人の心の自然な感情。 [0回] 親が死んでも食休み おやがしんでもじきやすみ 食後の休憩はどんな時でも必要だという事。 また、どんなに忙しい時でも休みを取らないといけないという事。 親が死んだときであっても休息は必要だという事から。 食休み(じきやすみ・しょくやすみ) 食後に休憩を取る事。 食後すぐに活動をすると消化のための血流が少なくなり 消化作用がうまく行かないため休憩するのがよいというもの。 [0回] 親が親なら子も子 おやがおやならこもこ 親が悪事を働いた後にその子も悪事を働いたときに 親子共々非難をする言葉。 親子は善悪ともに似ているというもの。 共々(ともども) 一緒に同じ行動をするさま。 どちらも同じである事。 [0回] 親思う心にまさる親心 おやおもうこころにまさるおやごころ 子供が親を思う心よりも 親が子を思う心のほうがはるかに深いものであるという事。 親が子を思う慈愛の深さを言ったもの。 慈愛(じあい) 弱いものに対する愛情で 慈しみを注ぎこみ可愛がる事。 [0回] 親方思いの主倒し おやかたおもいのしゅたおし 使用人が親方や主人などの事を思ってしたことが 逆によくない結果を招いてしまう事。 軽はずみな考えで行動してしまうと かえって自分の主人を苦しめる事になるという戒め。 親思いの主倒し(おやおもいのしゅたおし) 似ていることわざですが 使用人が主人からモノや時間(サボる) などをこっそり誤魔化して親に貢ぐことだそうです。 [0回]