"き"カテゴリーの記事一覧 器量より気前 きりょうよりきまえ 顔や姿の美しさよりも気質や性質の良いのだ大事であるという事。 器量(きりょう) 顔かたち、見目。 気前(きまえ) 自分の心がしっかりしてる事。 女性では気立てがいい 男性では気風(きっぷ)がいい。 [0回]PR 器量は当座の花 きりょうはとうざのはな 美貌は長い人生の中で若い時期の短い間だけのことであるという事。 そこから結婚相手などを選ぶのは 顔などよりも性格を重視するべきだという事。 外見の美しさは年と共に追いていくものなので 内面の美しさなどを考えて相手を選ぶのがよいという事。 器量(きりょう) 主に女性の美貌の事。 美貌(びぼう) 顔の美しさ。 [0回] 義理張るより頬張れ ぎりばるよりほおばれ 義理を優先し人付き合いに無理をするよりも 自分の為の利益になる事を優先したほうがよいという事。 義理を欠いて人に悪く思われても 自分の利益を守るのが大切だという事。 義理は大切ではあるが自分の事を考えるのがよいという事。 義理張る(ぎりばる) どこまでも義理を通す事。 御馳走などを度を越えてしてあげる事。 頬張る(ほおばる) 物をぎっしりと詰め込む。 口いっぱいに食べ物を入れる事。 [0回] 霧の多い年は瓜類不作 きりのおおいとしはうりるいふさく 霧が多くなると日照不足となり さらに湿気が多くなるため枝や葉が弱くなってしまい 瓜類の育成に大きな障害となるという事。 瓜(うり) ウリ科の植物にはさまざまな種類があり キュウリ・スイカ・カボチャ・メロン・ズッキーニ・トウガンなどがある。 [0回] 義理と褌かかされぬ ぎりとふんどしかかされぬ 毎日の生活に褌のような下着が欠かせないように 義理も欠いてはいけないという事。 義理(ぎり) 対人関係や社会生活で守るべき人として正しい道。 褌(ふんどし) 日本の伝統的な下着。 男性専用のイメージがありますが 女性も生理帯のような物を使用していたようです。 [0回] 嫌いは知らぬの唐名 きらいはしらぬのからな 負けず嫌いで負け惜しみを言う人や負けを認めない人の事。 知らない事を正直に言えずに嫌いで誤魔化すという事から。 また、食わず嫌いのような場合と同じように使われる。 唐名(からな) あだ名。 異名など。 負けず嫌い(まけずぎらい) 負ける事を嫌う事。 他人に負けたり劣っていたりする事を嫌いそれを受け入れない人。 [0回] 漁夫の利 ぎょふのり 二者が争っている隙に 第三者が現れ利益をごっそりと横取りしてしまう事。 語源(ごげん) 古代中国で趙の国が燕の国を攻撃しようと企んでいるときに 縁の国の使者が 「シギがハマグリの身を食べようとしたがハマグリは殻を閉じてシギの嘴を挟んだ。 両者が譲らない戦いをしていると 近くを通りかかった猟師が難なく両者を捕獲してしまった。」 といい、趙と燕が今争うと 秦が猟師のように漁夫の利を得るだろうと説いて 戦争を回避したのだそうです。 [0回] 去年に不作なし きょねんにふさくなし あとで非難されないようにあらかじめ予防しておく事。 お百姓さんは毎年今年は不作だといい 去年は出来が良かったという事で作物の出来をフォローしようとする事から。 予防線(よぼうせん) あとで失敗したり非難を受けるような可能性を考えあらかじめ手を打っておく事。 [0回] 虚栄は嘘の母 きょえいはうそのはは 自分を実際より良く見せようとしたり 見栄をはると嘘をつくようになってしまうという事。 虚栄心は嘘のもととなってしまうという事。 虚栄(きょえい) 実態がないうわべだけの栄誉の事。 外見を装って実際以上に自分をよく見せようとする行為。 虚栄心の強い人 虚栄心の強い人は自分に自信のない人で その自信のなさを認められずにいるので 他人よりもすぐれた自分をアピールしたいという願望があるようです。 [0回] 喬木は風に折らる きょうぼくはかぜにおらる 高い地位にある人ほど他人の批判が厳しくなるという事。 優れた人や地位の高い人ほど人から妬まれやすく批判が多いという事。 大木は他の木よりも大きい為 風の被害を多く受ける事から。 喬木(きょうぼく) 高木の事。 背の高い木。 《喬》とは高くそびえる事を表す語。 妬み(ねたみ) 自分にはない優れた資質や財産などを持っている人間を 羨ましくて嫌ってしまう事。 [0回]