"き"カテゴリーの記事一覧 器用貧乏 きようびんぼう 様々な事をそつなくこなす事ができる反面 ひとつの事を集中して続ける事ができない為すべてが中途半端であるという事。 色んな事にオールラウンドな能力を発揮するのですが ひとつの事に特化した専門家や職人などの域にまでは到達できずに 大きな成功はせずにいつも貧乏であるという事。 器用(きよう) 要領のよい事。 色んな物事を上手に行う事。 そつがない 無駄やミスがない事。 如才がない事。 [0回]PR 京の夢大阪の夢 きょうのゆめおおさかのゆめ 現実的ではない事。 夢の話をする前に言う言葉。 夢の中では京都も大阪も同じ場所にあって 一緒に見物できるという事から夢とは自由であるものというものと 京都の人が見る夢と大阪の人が見る夢は違うものであるので 夢とは人それぞれ違うものであるという意味などに使われます。 江戸いろはかるたの最後の句とされています。 江戸いろはかるた(えどいろはかるた) いろはかるたとはその土地で色々な種類がありその中の江戸のもの。 最初の札が《犬も歩けば棒に当たる》のため《犬棒かるた》とも呼ばれる。 いろはかるたにはほかに《京都》《大阪》《上方》《尾張》などがある。 [0回] 今日の一針明日の十針 きょうのひとはりあすのとはり 問題を後回しにすると苦労が大きくなるという事。 今日一針縫えばそれで終わるはずの事が 明日に後回しにするとほころびが大きくなり 修復するのに十針も縫わないといけないという事から。 判断や後始末が遅れるとそれだけ色んな負担が増えるという事。 ベンジャミンフランクリンの自伝にある言葉。 ベンジャミン・フランクリン 1706年生まれ。アメリカの政治家・外交官など。 アメリカ合衆国建国の父の一人と言われ 《フランクリン自伝》はアメリカのロングベストセラーと言われる。 [0回] 今日の後に今日なし きょうののちにきょうなし 今日という日が終わると二度と同じ今日は訪れないので 毎日を大切に生きるのがよいという事。 無駄な毎日を過ごすのは勿体ないという事。 勿体ない(もったいない) 外見や態度が重々しい事を《勿体》と呼び それがない事を《勿体ない》というようになり 《けしからん事》などの意味になります。 [0回] 今日の情けは明日の仇 きょうのなさけはあしたのあだ 人の関係は利害や感情で変わりやすく安定してるものではないという事。 今日は親しく付き合っていたとしても 何かのきっかけで明日には憎しみあう可能性もあるという事。 情け(なさけ) 思いやり。 他人をいたわる心。 仇(あだ) 恨みに思う事。 [0回] 今日の襤褸は明日の錦 きょうのつづれはあすのにしき 人生の浮き沈みはとても激しく 定まる事がないという事。 今日はボロボロの服を着ていたものが 明日には美しい服を着ているという事で 今の状態に落胆せず明日の為に努力をしていくと報いられるという事。 昨日の襤褸は明日の錦 [0回] 京の着倒れ大阪の食い倒れ きょうのきだおれおおさかのくいだおれ 京都の人は着る物にお金を多く使い 大阪の人は食べ物にお金を多く使う傾向があるという事。 京都の人は衣服などにお金を惜しみなく出し 大阪の人は飲食などにお金を惜しみなく出すというように 土地柄の気風があるという事。 着倒れ(きだおれ) 着るものにお金を使いすぎて財産を失くしてしまう事。 食い倒れ(くいだおれ) 食べるものにお金を使いすぎて財産を失くしてしまう事。 食べ過ぎで倒れる事ではないので注意が必要。 [0回] 京に田舎あり きょうにいなかあり 華やかで近代的な都会にも 田舎の風情や古い風俗などは残っているものだという事。 よい場所にもわるい所はあるという意味でも使われる。 田舎(いなか) 都会以外の場所。 人が住む家が少なく田や畑の多い場所。 風俗(ふうぞく) 特定の地域などにある衣食住などの日常生活のしきたり風習の事。 [0回] 兄弟は両の手 きょうだいはりょうのて 兄弟というのは左右の手のようにお互いが助け合うのがよいという事。 手(て) 鎌倉・室町時代には右手で馬を操るので馬手《めて》 左手で弓を操るので弓手《ゆんで》と呼びそれぞれの手に役割がありました。 現在でも自由に動く方の手を利き手、逆の手を非利き手と呼びますが 利き手だけ使っていればよいわけではなく 非利き手の活動により脳の活性化などの効果が期待されています。 [0回] 兄弟は他人の始まり きょうだいはたにんのはじまり 一緒に生まれ育った仲の良い兄弟でも それぞれが結婚をし自分の家庭を持つとそちらが大事になるので 兄弟の関係は疎遠になっていくものだという事。 すべての兄弟がそうなるわけではなく老後まで仲の良い兄弟もいますが 自分の家庭を持つとパートナーや子供への愛情を優先してしまうため 兄弟の関係は後回しになってしまうという事。 [0回]