轡の音にも目を覚ます くつわのおとにもめをさます 用心深くとても警戒心の強い事。 武士は寝ているときにでも 馬につけた轡のちょっとした音で目を覚ますほど油断がない事から。 侍の子は轡の音で目を覚まし 商人の子は算盤の音で目を覚まし 乞食の子は茶碗の音で目を覚ます。 心がけある武士は地を這う虫にも気を許さず。 居候は茶碗の音にも目を覚ます。 轡(くつわ) 馬の口に装着し手綱をつないで馬を制御する馬具。 [0回]PR コメント
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