"こ"カテゴリーの記事一覧 [PR] ×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 紺屋の白袴 こうやのしろばかま 他人の事を優先し自分の事まで手が回らない事。 また、自分の事はいつでもできると思い そのまま何もしないでいる事。 染め物を仕事としている紺屋が他人の者は一生懸命染めているが 自分の袴は忙しく染めている暇がないという事から。 駕籠かき駕籠に乗らず 髪結いのみだれ髪 椀づくりの欠け椀 医者の不養生 冶家に刀なし 桶屋は籠で水を汲む 坊主の不信心 学者の不身持ち 易者身の上知らず 大工の掘立 紺かき白袴を着る 紙漉屋の手鼻 桶屋の縄たが 簑作る人は笠を着る 笠ぬいのさん俵かぶり 菜物作りの米食わず [0回]PR 紺屋の明後日 こうやのあさって 期待できない約束の事。 約束していてもちゃんとできるか不確かである事。 依頼したものが納期までに仕上がらない事。 紺屋とは染め物屋の事で その仕事は天候によって左右される事が多く お客から催促されても明後日くらいになれば大丈夫 という対応をされたからと言われています。 鍛冶屋の明晩 医者のただ今 坊さんのおっつけ 紺屋(こうや・こんや) もともとは《紺掻き》と言われた藍染職人の事。 そこから染め物屋全般を指す言葉となった。 [0回] 蝙蝠も鳥のうち こうもりもとりのうち どうしようもない人間が優秀な人間の仲間となっている事。 未熟であったり能力が低くても仲間は仲間であるという事。 蝙蝠も空を飛ぶので鳥の仲間だろうという事から。 蝶々とんぼも鳥のうち 田作りも魚の中 蝙蝠も鳥の人数 蝙蝠(こうもり) 空を飛ぶ動物ですが分類上は哺乳類。 鳥類との違いは鳥は卵を産むのに対し蝙蝠は胎生で乳を与える事。 また鳥の羽は羽毛でできていますが 蝙蝠の羽は飛膜という膜でできていてそれらの違いから哺乳類とされます。 [0回] 高名の中に不覚あり こうみょうのなかにふかくあり 思い通りに事が進み満足している時ほど油断をして失敗するものだという事。 順調でうまく行っている時ほど 言動を慎み軽々しい事は控えるべきだという事。 禍は得意に生ず 高名(こうみょう) 名声の高い事。有名である事。 高い評価を受ける事。 不覚(ふかく) 油断し失敗する事。 知らずにしてしまう事。 心構えが足りない事。 [0回] 高慢は出世の行き止まり こうまんはしゅっせのいきどまり 地位や評価が上がった事で周りを侮るような事をすると それ以上の向上は見込めないという事。 自惚れが強くなると向上心などが薄れてしまい 出世などはもう望めないという事から。 思い上がり他人を見下す態度を戒めたもの。 高慢(こうまん) 自分の能力や容姿・実力などを誇りに思い上がり 他人を見下してしまう事。 自分は優れ他人は劣ると見下す事。 [0回] 子馬の朝駆け こうまのあさがけ ペース配分など考えずにはじめに全力をあげて最後まで続けられない事。 最初は熱心に行うが途中疲れてしまう事。 最初から完全燃焼しようと行動する事を戒めた言葉。 子馬は朝には体力がありあまりとても元気でいるが 持続力がない為その後ぐったりとしてしまう事から。 子馬の朝いさみ 朝跳ねの夕びっこ 痩せ馬の道いそぎ 駒の朝走り [0回] 高木風に嫉まる こうぼくかぜにねたまる 高い地位や名声のある者は他人から嫉妬されやすいという事。 周りから抜きんでて目立つ者は災いを招きやすいという事。 高く立つ木は風あたりが強いため折れる事もある事から。 大木は風に折らる 高木は風に折らる [0回] 弘法筆を択ばず こうぼうふでをえらばず 一流の専門家は道具や材料の品質など気にせず結果を出せるという事。 どのような状態であってもそれなりの成果をだすのが一流であって 道具や材料の良し悪しを理由にできないとは言わないという事。 自分の技量が劣っている事を道具のせいにしない事。 弘法大師のような書の達人は筆の良し悪しに関係なく上手に書くという事から。 能書筆をえらばず 善書は紙筆を選ばず 名筆は筆を選ばず 下手の道具しらべ 筆(ふで) 字や絵を描くための道具。 主に竹や木の柄に獣毛の束を付けたもので 馬・イタチ・狸などの毛を使った剛毛や 羊・猫・リスなどの毛を使った柔毛のものがある。 [0回] 弘法にも筆の誤り こうぼうにもふでのあやまり どんな名人や名を馳せた達人でも 時と場合により間違いや失敗をするという事。 その道のプロであっても時には失敗する事。 弘法大師のような筆の達人でも 書き間違えてしまう事があるという事から。 猿も木から落ちる 河童の川流れ 釈迦にも経の読み違い 権者にも失念 千慮の一失 孔子の倒れ 上手の手から水が漏る よき仏師も斧の躓きあり よく泳ぐ者はおぼれる 弘法大師(こうぼうだいし) 真言宗の開祖。 空海。 日本では入木道(じゅぼくどう)の祖とされる。 入木道は書道の事。 [0回] 好物に祟りなし こうぶつにたたりなし 好きな食べ物は少しくらい食べ過ぎても体に害はないものだという事。 少しくらいの食べ過ぎは大丈夫ですが 食べ過ぎると副作用のある食品もあるので 過度な食べ過ぎには注意が必要かと思います。 得食に毒なし 好きな物に祟りなし 食べ過ぎてはいけない物 ぎんなんは食べ過ぎると中毒を起こすため 大人で7~10個程度、子供は1~5個程度くらいがよいとされています。 また、ジャガイモやトマトなども 大量に食べると体に害があると言われていますが これらは超がつくほど食べない限り安全と言われています。 [0回]