"さ"カテゴリーの記事一覧
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さるはにんげんにみすじたらぬ
猿と人との差は毛3本程度だという事。
猿はとても賢い生き物だが人と比べるとまだまだ劣るという事。
これは人と猿の違いは毛の三本ほどの多い少ないの問題だという事で
人と猿はそれほど近いものであるのだという説や
ちょっとだけ猿が劣っている・猿は人には及ばないなどの意味。
また、猿と人はそれくらいの違いしかないので
人は傲り高ぶってはいけないのだという意味にも使われる。
- 三筋(みすじ)
三本の線の事でここでは毛が三本という意味と言われている。
またそこから《け》が三つ足りないという意味で
見分け(分別)情け(思いやり)やりとげ(成し遂げる事)
の三つが猿には足りないので人にはなれないと神様から言われたという話もあります。 -
さるのそらじらみ
忙しそうに動いているようで
実は何もしていない事。
やったふりをしている事。
猿はいつもシラミをとっているような仕草をいつもしているが
実はシラミを取っているわけではないという事から。
- 虱(しらみ)
人に寄生するシラミは3種類いるとされ
オス・メス関係なく一生吸血をすると言われている。
よく間違えられるのは不潔だからシラミがたかるわけではなく
清潔な状態でも感染するものなので誤解のないよう気を付けましょう。
- 猿の虱取り
猿のノミ取りとも言われる行為。
グルーミングと呼ばれる仲間とのコミュニケーション方法で
紛争解決や序列などの問題を解決する手段で
これをする事によりお互いに不安を取り払う効果があるそうです。
実際にシラミやノミを取っている事は稀で
体の塩分が固まったものを取っているのではないかと言われています。