足が地につかぬ あしがちにつかぬ 緊張や恐怖のため足がガタガタと震えしっかりと立ってられない事。 また、落ち着きなく考えや行動が浮つきしっかりとしてない事。 また、喜びのあまり冷静さを失いそわそわが止まらない事。 足が地につく(あしがちにつく) 足が地につかぬの逆で 考え方や行動がしっかりとしており堅実で落ち着いた状態の事。 【足がつく】になると 犯人の身元や逃亡先などがわかるなどの意味になるため注意が必要。 [0回]PR 朝油断の夕かがみ あさゆだんのゆうかがみ 朝に油断をして仕事を怠けていると 夕方になり仕事が終わらずに追い込むので 気力や体力がなくなってしまうという事。 [0回] 朝焼けは雨、夕焼けは日和 あさやけはあめ、ゆうやけはひより 朝焼けの日は雨が降り 夕焼けになると次の日は晴れるという事。 東の空が晴れていても西の空が曇っていればやがて雨になり 逆に東の空が曇っていたり雨であっても 西の空が晴れていて美しい夕焼けであれば次の日は晴れとなる。 朝焼け(あさやけ) 日の出の時に東の空が赤く染まる現象。 雨の前兆と言われる。 夕焼け(ゆうやけ) 日没の時に西の地平線のかなたが赤く染まる現象。 [0回] 朝靄の昼日和 あさもやのひるびより 朝靄の立ちこめる日は靄が晴れると良い天気になるという事。 空気中の湿気が朝靄として発生しているのですが 日が昇り天気が良くなると湿りが消えて快晴になる事から。 靄(もや) 霧のように空気中の水蒸気が凝結し水滴となって浮かんでいる状態。 霧よりは薄いものを指します。 [0回] 朝飯前のお茶漬け あさめしまえのおちゃづけ 簡単にできる事を意味する「朝飯前」に お茶漬けを付けてさらに強調した言葉。 容易にできる事。 朝ごはんの前のおなかが空いてるときに お茶漬けをサラサラかき込むのは容易である事から。 お茶漬け(おちゃづけ) ご飯にお茶や出汁などをかけた食べ物。 市販のお茶漬けに入ってるあられは乾燥を保つためだそうです。 [0回] 薊の花も一盛り あざみのはなもひとさかり 容貌があまり見栄えしないような男女であっても 年頃になれば魅力が出るものだという事。 アザミのようなトゲがあり人に嫌われるような花であっても 必ず一度は花盛りがあり美しい姿になる事から。 容貌(ようぼう) 顔かたち。顔立ちなど。 薊(あざみ) キク科の植物。 葉や花の根元の部分にトゲが多く 触るととても痛いものが多い。 [0回] 浅みに鯉 あさみにこい 思いがけない幸運をつかむ事。 浅い場所で鯉がぱちゃぱちゃと泳いでいて手でも捕まえられる事から。 鯉(こい) 比較的流れの穏やかな川に生息する淡水魚。 外見はフナに似ていますが口元に2対の口ひげがあるのが特徴。 [0回] 麻布で気が知れぬ あざぶできがしれぬ 気が知れないという地口。 江戸の麻布には六本木という地名があるが それらしい木がない事から木が知れぬとかけた言葉。 地口(じぐち) 言葉遊びの一種で洒落とほぼ同じ意味。 六本木の地名由来 ●江戸時代に六方庵という大屋敷があり その敷地内に六本の松があったという説。 ●六本木に参勤交代のための大名屋敷が六つあり どの家も木が関係してる名前であったためという説。 などがあります。 [0回] 朝比奈と首っ引き あさひなとくびっぴき 力の差が大きすぎてとてもかなわない事。 大力無双の朝比奈三郎義秀と首に縄をかけて引っ張り合うようなもので とてもかなわないだろうという事から。 朝比奈三郎(あさひなさぶろう) 鎌倉初期の武将で和田合戦などで活躍。 また鎌倉2代目将軍源頼家に 水練が達者だと聞くので見せてほしいと言われたところ 海に飛び込み10往復したのち 海底に潜り3匹のサメを捕まえてきたという力自慢。 首っ引き(くびっぴき) 向かい合った二人の首に縄をかけて 引っ張り合い寄せられたほうが負けという遊び。 [0回] 朝日が西から出る あさひがにしからでる ありえない事、理屈に合わない事など。 日の出は東の地平線から見えるため西から出る事はありえない事から。 西から登ったお日様が東に沈む 有名な天才バカボンの歌ですが 歌詞ではそのあとに「あ、大変!」 と続くようにありえない事だと言っています。 [0回]