十年一昔 じゅうねんひとむかし 世の中の変化が激しい事。 また10年で一区切りとして昔のように思い出す事。 町の中などたまに通る道に昔からあった家がなくなり いつの間にか新しい家が建っていたりなど 10年前と比べると違う所が多々あり 世の中は常に変化しているという事。 一昔(ひとむかし) もう昔の事だと思える過去の事。 ある調査によると 一昔前でイメージするのは何年前かと聞かれると 5年前(33%)や3年前(19%)で次が10年前(15%)なのだそうです。 人によっては1年前などという意見もあり それだけ世の中の変化が激しいという事なのかもしれません。 [0回]PR 十人十色 じゅうにんといろ 性格や好み・価値観などは人それぞれ違うものだという事で それを色の違いで表したもの。 まったく同じ価値観や好みなどはそうそうありえず みんな少しずつ違いがありそれが当たり前だという事。 自分と意見の違いがあっても それは当たり前なのだと思い批判などはしないのが良いという事。 十人十腹 十人寄れば十国の者 [0回] 十人暮らしは暮らせるが夫婦暮しは暮らせない じゅうにんぐらしはくらせるがふうふぐらしはくらせない 家族が多いとみんなルールなどを決めて結束しやすいが 二人などであれば責任があいまいになってしまい 意外と苦しいのだという事。 もちろん夫婦間などでちゃんとルールを決めている場合は 問題ないと思います。 十人暮らしは易いが一人口は暮せぬ 二人口は過せるが一人口は過せぬ 大家族(だいかぞく) 比較的大人数が一緒に暮らす家族の事。 大家族の定義はありませんが 祖父や曾孫など8人以上が一緒に暮らしているとそうだいう意見や 子供が4人を超えるとそうだという意見など 人それぞれ大家族のイメージは少し違うようです。 [0回] 姑の場塞がり しゅうとめのばふさがり 姑は結婚して間もない夫婦から邪魔者扱いされるという事。 結婚したばかりの若夫婦はラブラブ状態であり そこに姑の入る隙が無いという事から。 姑とはたごの置所はない 塞がり(ふさがり) 差し支える事。 空きの無い事。 差し支える(さしつかえる) 支障のある事。 邪魔である事。 [0回] 姑の十七見た者がない しゅうとめのじゅうしちみたものがない 年よりが若い人に小言を言う事に対して 信じていいかわからないという言葉。 姑は今の若い者はなっていなく 自分の若い頃はそうではなかったとよく言うが 実際に姑が若い頃ちゃんとしていたのかは誰も知らないという事。 親の十七子は知らぬ 十七歳(じゅうななさい) 若者として輝いている年頃。 [0回] 姑の気に入る嫁は世が早い しゅうとめのきにいるよめはよがはやい 姑のお気に入りになるほど家の事を頑張ると 気苦労や疲労が絶えず長生きするのは難しいという事。 口うるさく嫁に厳しいのが当たり前な姑を満足させるには それだけ精神的にも肉体的にも酷使されるという事から。 世が早い(よがはやい) 仏教で世というと過去・現在・未来の事で 世が早いというのは現在の次である未来が早まるという事から 死が早いという意味ではないかと思われます。 [0回] 姑の敵を嫁が討つ しゅうとめのかたきをよめがうつ 嫁いびりが連鎖していく事。 いびりを受けていた嫁が 姑になった時に今度は自分が嫁いびりを始めるという事を 代々続けていく事から。 姑が倒された時に嫁が敵をうちに行く事ではないので注意。 敵を討つ(かたきをうつ) 他人に何かされたことに対して仕返しをする事。 [0回] 姑に似た嫁 しゅうとめににたよめ 姑と嫁には血縁関係はないが 長く一緒にいるうちに嫁は姑に似てくるものだという事。 嫁は姑に似る 姑に似たる嫁が来る 嫁と姑は似て来るのか? 嫁と姑は似てくるという話があり 一緒に住んでいると似てくるという説と もともと夫が母親と似ているタイプを選んで嫁にしているという説があるようです。 [0回] 姑なければ村姑 しゅうとめなければむらじゅうと 嫁いだ家に姑がいなくて安心していると 近くに住んでいる人たちなどがお節介や干渉などがあり 静かにしてくれないものだという事。 ご近所さんなどは親しく接してるつもりかもしれませんが 本人からするとプライバシーの侵害と思えるような状況の事。 村姑(むらじゅうと) 隣近所の人が姑のように色々口を出してくる事。 口やかましいご近所さんの事。 [0回] 姑が無事で嫁憎し しゅうとめがぶじでよめにくし 姑が嫁に意地悪をしてるうちは元気である証拠という事。 姑が健康なうちは嫁いびりは止まないという事から。 無事(ぶじ) 普段と変わりない事。 病気などしていなく健康な事。 無難である事。 [0回]