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さんにんとらをなす
そんな事実はないのに
事実だと言い張る人が三人いると周りの人たちもそれにつられ
あたかも事実であるように思いこんでしまう事。
馬鹿げたような嘘でも
多くの人が言い出すと真実味を帯びる事。
三人市虎をなす
市に虎あり
市虎三伝
曾参人を殺す
三人之を疑わしむれば則ち慈母も信ずる能わず
三人虎を成し十夫権を揉む
- イネイブラー
当人がついた嘘はそれが真実であればいいという
願望が含まれている事が多く
またそれに同調する人たちも同じように嘘が真実だと思えばよいという願望で
あたかも真実だと言いふらします。
この同調する人たちをイネイブラーといい
一度嘘を信じ込むと事実を告げても証拠を見せても頑なに事実を受け入れず
嘘のみが真実のように思いこんでしまうようです。
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さんにんたびのひとりこじき
三人で何かをすると必ず一人はのけ者になりやすいという事。
二人では仲良く共同で何でもできるので問題ないですが
三人となるとなぜか二人と一人に分かれる事が多く
その一人は仲間外れになってしまうという事。
三人博奕の一人乞食
三人寄れば取除講
三人博奕の一人転び
三人で歩くと仲間外れができる
三人宝引の一人乞食
一人旅するとも三人道中するな
- 奇数グループ
3人や5人などの奇数での集団は仲間外れになる人が出る事が多いようです。
これは2人にしかわからない共通の話題などがあるためで
相手に悪意はなくとも何かしらそのような事はあるのだと思います。
そこで奇数ではなく偶数になると話題がそれぞれ話し相手ができるので
仲間外れは出来にくいと思われます。
ただし、これは自然にできる仲間外れの対処で
悪意のある仲間はずれには効果がないようです。
