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さけはこしゅおんなはとしま
酒や女性の好みを言ったもの。
酒は絞りたての新酒よりも
時間を置き熟成された熟成酒のほうがよく
女性も若い女性よりも
熟成した女性のほうが味わいがあるという事。
実際には搾りたてのフレッシュな新酒を好んだり
若い女性がよいという方もいるので人それぞれの嗜好の問題だと思われます。
- 年増(としま)
娘盛りを過ぎた年齢の女性の事で
年齢により年増・中年増・大年増などに分類される事もあり、
20を年増、25を中年増、30を大年増と呼んでいたそうです。
現在では娘盛りの定義も人により違い10~18歳くらいまでという人もいれば
20歳や24歳くらいまでという意見もあるようです。
またこれと似た言葉に女ざかりというものがあり
これは女性として美しい時期といわれ30代が一番だという意見が多いようです。
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さけはうれいをはらうたまははぎ
酒を飲んで酔うことの利点を言った言葉。
酒を飲む事で不安や恐れなどが緩和されるので
酒はそのような心配事を掃除してくれる美しい箒であると言ったもの。
実際には飲んで事実から目を背けているだけではありますが
ストレスに押し潰されそうな場合には気休めによい行為。
酒は愁の玉箒
- 玉箒(たまばはき・たまははき)
正月の子の日に蚕を育てている蚕室を掃除するのに用いられた
小さな玉の飾りを付けた儀式用の箒。
また、美しい箒の事。
- お酒でストレス解消
アルコールにはストレスを即座に抑える作用があるとされ
このような作用はアルコールが一番であると言われます。
ただし、この方法を多用し続けるとアルコール依存症となり
身体を壊す結果となるのでほどほどにストレス解消をするのが良いようです。
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さけのかんはひとはだ
酒を温めてのむのは人肌くらいがちょうどよいという事。
酒をお燗にして飲む場合
30℃前後の日向燗
35℃前後の人肌燗
40℃前後のぬる燗
45℃前後の上燗
50℃前後の熱燗
55℃前後の飛び切り燗
と温度によって呼び名がわかるのですが
人肌燗くらいが一番おいしいという事。
どれがおいしいのかは主観の違いになると思いますが
酒の種類によるお勧めの温度というのが
本醸造酒は35~40℃くらい
純米酒は15~30℃くらい
吟醸・大吟醸は5~10℃
純米吟醸・純米大吟醸は10~15℃
原酒・生酒は5~10℃
が美味しいという研究もあるようです。
好みは人それぞれですので好きなように飲むのが一番かと思いますが
一度お勧めの温度で試してみてはいかがでしょうか。
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さけとたばこはのんでとおる
酒や煙草をやめても金持ちにはならないという事。
酒と煙草は嗜好品なので特に為になる物ではないが
これをのんだからと言って特別に貧乏になる訳でもなく
酒や煙草を断ったからお金持ちになるわけではないのだという事。
ただし、どちらも健康にはよくないものなので
たしなむ程度ならよいのかもしれませんが
依存してしまっては健康を害しそこからお金は出ていく事となります。
下戸の建てた倉はない
お神酒上がらぬ神はなし
- 煙草の健康被害
喫煙によって起こる可能性がある病気は沢山あり
脳卒中や心疾患・糖尿病や歯周病などがあり
これらは予防できる最大の死亡原因とされています。
また、喫煙年齢が早い程癌になるリスクも増すそうです。
