"あ"カテゴリーの記事一覧 後へも先へも行かぬ あとへもさきへもいかぬ 行く事も戻る事もできないどうしようもない様子。 進退きわまる事。 にっちもさっちもいかない事。 にっちもさっちも 二進(にしん)三進(さんしん)の変化した言葉で 二進は2で割り切れる数、三進は3で割り切れる数の事を言い そこから割り切れない数の事を二進も三進も行かないというようになり 計算が合わない事の意味となりました。 さらにそこから変化しうまく行かない事、身動きの取れない事という意味で使用されます。 [0回]PR 後百より今五十 あとひゃくよりいまごじゅう 後からたくさんもらうよりも 少なくても今もらったほうが良いという事。 後で手に入る不確定な物よりも 今確実に入る少しの物のほうが良いという事。 明日の事は当てにならないという事。 [0回] 後腹が痛める あとばらがやめる 物事は終わった後で 出費があったり障害が出て苦しむ事。 出産した後に腹痛が出る事から。 後腹(あとばら) 産後の腹痛。 事が済んだ後の障害や苦痛。 後陣痛ともいいます。 [0回] 後は野となれ山となれ あとはのとなれやまとなれ 目先の事や自分の利益になることさえ終わってしまえば 後はどうなってもよいという考え方。 野となろうが山となろうが自分には関係ないという 無関心な気持ちを誇張した言葉。 無関心(むかんしん) その事に興味がなく気にもかけない事。 無関心には相手に関心がないと言う事ですが 好きでも嫌いでもないという事で中立的な立場であるという意味もあるそうです。 [0回] 後の祭り あとのまつり 手遅れな事。 祭りが終わった次の日ではもう遅く時期を逃してしまっていると言う事から。 語源 後の祭りの語源はいくつかありますが その中の一つに 葬式などで故人を盛大に祭る儀式をしても 本人は亡くなっているので見て喜ぶ事はなく 後悔の念を意味するようになったそうです。 [0回] 後の喧嘩はゆっくりとせよ あとのけんかはゆっくりとせよ 細かいことは後回しにして まずは大まかに決めて早速行動したほうが良いという事。 事前に小さな事にこだわって議論ばかりしていては いつまでたっても何もできないという事。 行動を起こした後に 議論などの喧嘩はゆっくりとすればいいので とりあえず動いてしまおうという事。 大まか(おおまか) 細かいことにはこだわらない事。 おおざっぱ。 大雑把(おおざっぱ) 細部までは注意が届かず雑である事。 細部にわたらず全体的にとらえる事。 [0回] 後の喧嘩先でする あとのけんかさきでする 後でもめ事になりごちゃごちゃにならないように まだ関係が良い段階で十分に議論をしておくという事。 後で喧嘩にならないよう 最初に言いたい事や聞きたい事をしっかり吟味するべきだという事。 喧嘩(けんか) 言い合ったり時には殴り合ったりする争いごと。 いさかい。 個人的な争いの中でも裁判などに発展しないもの。 国家間の争いは戦争といいます。 [0回] 後の雁が先になる あとのかりがさきになる 後から来たものが先を進んでいたものを追い越していく事。 後輩が先輩よりも出世してしまう事や 若者が取り寄りよりも先に死んでしまうなどのような事の例。 雁(かり) ガンとも呼ばれる大型のカモ科の総称。 渡り鳥で飛ぶときはⅤ字や一文字などの編隊を組む。 [0回] 後先見ずの猪武者 あとさきみずのいのししむしゃ がむしゃらに突進する分別のない人の事。 思慮に欠ける人の事。 猪はまっすぐ直進する性質があり 周りの状況を把握せずに敵に突進する武者の事を 猪武者と呼んだ事から転じた言葉。 猪武者(いのししむしゃ) 状況を考えずがむしゃらに事を行う人。 分別(ふんべつ) 道理をわきまえている事。 物事の善悪・損得などをよく考える事。 [0回] 後から剥げる正月言葉 あとからはげるしょうがつことば 普段使わないような上品な言葉や うわべだけを飾ったお世辞はすぐにバレてしまうという事。 正月中は忌み言葉を飾って言う風習から来たもの。 正月言葉(しょうがつことば) 正月の祝いの言葉。 正月に使う縁起の良い言葉で海鼠(なまこ)を俵子(たわらご)と呼んだりするもの。 体裁の良い言葉の事。 [0回]