"あ"カテゴリーの記事一覧 足を洗う あしをあらう 悪事や賤業の世界と縁を切る事。 賤業(せんぎょう) 卑しい職業。 大抵は自分が嫌う職業をこう呼ぶようで 明確な基準はなし。 由来 裸足で修業に行った僧が寺に戻り 泥足を洗う事で俗世の煩悩を洗い流したという説。 田や畑などの仕事をしたときに泥足を洗うという説。 がありどちらも泥足を洗う事は共通。 [0回]PR 網代の魚 あじろのうお 囚われてしまい自由にならなくなる事のたとえ。 また、監視が厳しく自由にならない若い女性の事 と解釈されることもあります。 網代(あじろ) 漁をする道具で冬に川魚を捕獲する仕掛け。 川瀬に木の杭を建てて並べ その間に竹で作ったスノコを付けたもの。 上流から下ってきた魚が杭に防がれて その下のスノコに入る仕組み。 [0回] 阿闍梨死して事欠けず あじゃりししてことかけず どんなに偉い立場の人でも現場での実務をしていない人が亡くなった場合 仕事の現場では何も問題は起こらないという事。 阿闍梨(あじゃり) 模範となるべき地位の高いお坊様。 天台宗と真言宗で天皇の儀式において加持祈祷などを行う僧に与えられる職位。 加持祈祷(かじきとう) 護摩を焚き、真言(マントラ)をとなえて仏の加護を求める儀式。 [0回] 足元を見て付けあがる あしもとをみてつけあがる 相手の弱みなどにつけこんで無理難題を言う事。 足元を見る(あしもとをみる) 相手の弱みにつけこむ事。 [0回] 足元の鳥は逃げる あしもとのとりはにげる 油断して手近なことに手抜かりがある事のたとえ。 自分の足元にいる鳥はもう自分のものだろうと思い込んで気を抜いてしまうと そのままどこかに飛び去って逃げられてしまう事から。 ペット 最近ではいろんなペットを飼われてるかたがいて ミミズクが逃げてニュースになったりしていました。 もともと日本にいない外来種の生き物が増えるのは このようにうっかり逃げられてしまう事から始まる事が多いようです。 [0回] 足元から火が付く あしもとからひがつく 災いが身近なところから起こる事。 危険が身内に迫っている事。 足元(あしもと) 本来は立っている足の下の意味ですが そこから転じて自分の身近な範囲などに使われる。 火が付く(ひがつく) ある事が元となり騒ぎが起こる事。 悪い影響が身に迫り放っておけなくなる事。 [0回] 足元から鳥が立つ あしもとからとりがたつ 身近なところで意外な事件が急に起こる事。 また急に思い立ったことにまごついてしまう事。 鳥は巣の中にいる時はじっと隠れていますが あまり近くによられると潰されると思い急に飛び立つことから。 まごつく どうしてよいのかわからず、まごまごしてしまう事。 まごまごは馬子馬子と書き 生まれたばかりの馬の子が足を上手に動かせずに その場であたふたとする様子からだという説があります。 [0回] 味は大和のつるし柿 あじはやまとのつるしがき とてもおいしいものであるという事。 大和地方で作られる吊るし柿は ほかの産地のものよりも上質でとてもおいしい事から。 大和(やまと) 現代の奈良県。 吊るし柿(つるしがき) 干し柿の事。 柿の実を乾燥させたドライフルーツの一種。 家の軒先などに吊るしたためそう呼ばれる。 [0回] 足の裏の飯粒をこそげる あしのうらのめしつぶをこそげる ひどいケチな事。 足の裏についたご飯を取って食べるという事から。 また不潔である事。 こそげる 擦り削って落とす事。 料理などではごぼうの下ごしらえなどで使われる言葉で 包丁の背の部分を使い薄く擦るようにして取る事。 [0回] 足の裏の飯粒 あしのうらのめしつぶ 煩わしい事、しつこいもののたとえ。 足の裏についたご飯粒はねばねばしてなかなか取りづらい事から。 また、なかなか離れられない男女の仲など。 さらに足の裏にご飯がついていたらそれは食べられませんが 取らないと気になりますので めんどくさいものでもあります。 [0回]