"あ"カテゴリーの記事一覧 小豆飯を炊けば初午となる あずきめしをたけばはつうまとなる 馬鹿の一つ覚えの事。 単純で早合点の独りよがりである事。 初午祭の時は小豆飯をお供えする事から 小豆飯を炊くと初午なのだと思い込んでしまうという事から。 初午(はつうま) 二月になって初めての午の日。 また、その日に行われる稲荷神社の祭り。 [0回]PR 小豆は馬鹿に煮らせろ あずきはばかににらせろ 小豆はなかなか煮えにくいので 時間をかけゆっくりと長い時間煮るのがよく 怠け者やあまり利口ではない者にさせるとよいという事。 また、小豆を煮る時は馬鹿になったつもりで ゆっくりじっくりとやる事が必要であるという事。 小豆の煮かた 現代では小豆を煮るのに圧力釜や炊飯器などを使う方法もあるようで 昔とは違いとても時短になってるようです。 [0回] 小豆は友の露を嫌う あずきはとものつゆをきらう 小豆を植える時は間隔を開けたほうが良いという教え。 近すぎる場所に植えてしまうと 葉や茎ばかりが育ち実がならない事から。 隣の株からの露がかからない程度離すのが良いそうです。 露(つゆ) 空気中の水分が冷えて水分となり植物などの表面についたもの。 [0回] 小豆の豆腐 あずきのとうふ ありえない事のたとえ。 大豆と違い小豆では豆腐が作れない事から。 小豆で作る豆腐。 大豆と小豆ではたんぱく質の量が違い そのため小豆ではうまく固まる事が出来ず豆腐は作れません。 ただし、小豆豆腐というものは存在していて それは葛などで豆腐のように固めたお菓子の事を言います。 [0回] 小豆と女のしょっぱいのには手が付かぬ あずきとおんなのしょっぱいのにはてがつかぬ 小豆は甘くなければ美味しくないし 女性はあまり計算高いと嫌われてしまうという事。 しょっぱい 食べ物に使う場合味が塩辛い事など。 人に使う場合には 弱い・情けない・辛い・悲しい・辛気臭い・ケチ・計算高いなど いろんな意味で使われますが どれもあまりよい意味ではないので注意が必要。 [0回] 預かり物は半分の主 あずかりものははんぶんのぬし 他人から物を預かったら半分は自分のものと思ったほうがいいという事。 現代とは違い昔は災害や盗難など物騒なことが多く 預かる側も蔵を建てるなどをし苦労が絶えなかった事から。 また預ける側もそのような心構えが必要であるという事。 主(ぬし) 所有者。 持ち主。 あるじ。 など [0回] 飛鳥川の渕瀬 あすかがわのふちせ 世の中の変動が激しい事。 奈良平野の南部を流れる飛鳥川は氾濫することが多いことで有名で よく渕や瀬に変わる事から。 渕(ふち) 淵と同じ。 川の流れが緩やかで深みのある場所。 瀬(せ) 川の流れが速く浅い場所。 渕の反対。 [0回] 明日ありと思う心の仇桜 あすありとおもうこころのあだざくら いつまでも今の状態があると思っていると 突然それが終わる事もあるので毎日を大切に生きよという事。 綺麗に咲いている桜の花が明日も咲いていると思い 明日見ようと思っていたら 夜に嵐が来て散ってしまい残念な思いをするかもしれないという事から。 明日はどうなるかわからないので今日を大事にせよという事。 [0回] 足を棒にする あしをぼうにする 歩き疲れ足の感覚がマヒするほどクタクタになる事。 とても疲れた事の形容。 棒(ぼう) まっすぐな細い木・竹・金属などで作られた道具。 杖・竿・スティックなどがこれにあたる。 [0回] 蘆を啣む雁 あしをふくむかり 前もって準備するのは大事だという事。 雁は遠くへ飛び立つとき 途中で休憩するための枯れた蘆をくわえて飛び立つという故事から。 蘆(あし) 葦と同じ。 水辺に生えているススキに似た植物。 [0回]