"あ"カテゴリーの記事一覧 空家で声嗄らす あきやでこえからす 無駄な事のたとえ。 空家でいくら上手な歌を歌っても 誰もそれを見ていなければ褒めてくれず 声がかれるほどの努力であっても誰も認めてくれない事から。 空家(あきや) 国土交通省の定義によると 1年以上人の住んでいない、または使用されていない家が空家となります。 その内容は人の出入りがあるか 水道・ガス・電気の使用状況及びそれらを使える状態にあるか などで判断されるようです。 [0回]PR 秋は山から春は海から あきはやまからはるはうみから 秋の頃は山から晴れてくると天気が良くなり 春の頃は海が晴れると天気が良くなるという事。 [0回] 秋日和半作 あきびよりはんさく 秋の天候が良いか悪いかが その年の作物の収穫を半ば決めてしまうという事。 秋の台風などは速度が速く強風になる事が多いので 台風被害を恐れて言った言葉。 野分(のわけ・のわき) 秋の台風の事で二百十日の頃に野の草を吹き分ける強い風の事。 台風の古称。 二百十日(にひゃくとおか) 立春から数えて210日めでカレンダーでは9月1日頃となる。 台風がくる季節と重なるので農家からは警戒される頃。 [0回] 秋日に照らせりゃ犬も食わぬ あさひにでらせりゃいぬもくわぬ 秋晴れの日差しは暑くもなく寒くもないので 日焼け対策もせずに素肌をさらすことが多く 徐々に日焼けする事がありますが 未婚女性がうっかり日焼けしてしまわぬように 大げさに戒めた言葉。 日焼けした女性は相手にされないという 色白美人がもてはやされた時代の言葉。 犬も食わぬ(いぬもくわぬ) なんでも食べるはずの犬でさえも食べない事から 非常に嫌われているという事。 また、ばかばかしくて相手にされない事。 [0回] 秋の夕焼け鎌をとげ秋の朝照り隣へ行くな あさのゆうやけかまをとげあきのあさでりとなりへゆくな 秋の夕焼けが美しいと次の日晴れる前触れなので 鎌を研いで畑仕事の準備をしたほうがよく 朝焼けは雨が降る前触れなので 隣近所へ行くのも控えたほうが良いという事。 夕焼け(ゆうやけ) 日没時に空が赤く見える現象。 夕焼けの状態の空を夕焼け空と呼び 夕焼け時の雲や夕焼雲と呼ぶ。 朝に空が赤く見えるのは朝焼けと呼びます。 [0回] 秋の日は釣瓶落とし あきのひはつるべおとし 秋になると日が暮れるのが早いという事。 秋は急速に日が落ちるという事。 釣瓶落とし(つるべおとし) 井戸を汲み上げるための縄などを付けた桶(釣瓶)を 井戸に落とした時のようにまっすぐに素早く落ちる事。 また、樹の上から落ちてきて人を襲い食べる妖怪の名前でもあります。 [0回] 秋の日と娘の子は呉れぬようで呉れる あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる 秋はまだまだ明るいと思っていると急に日が暮れるが 娘も両親が大切に育てているので なかなか手放さなず嫁にくれないように見えるが 案外あっさりとくれる場合があるという事。 呉れる(くれる) 人が自分に、あるいは自分の側にいる人に与える事。 好意・親切などからこちらに与える事。 [0回] 秋の空は七度半変わる あきのそらはななたびはんかわる 人の心が変わりやすい事のたとえ。 秋の天候が変わりやすい事から。 秋の空 秋は高気圧と低気圧が短い周期で通過しやすくなるので 大陸からの移動性高気圧が近くにあるときは快晴となり それが移動すると天気が崩れるを繰り返すようです。 [1回] 秋の鹿は笛による あきのしかはふえによる 恋に溺れ身を亡ぼしたり 弱みにつけこまれたりする事。 秋になると鹿の雄雌は互いに求めあい鳴きますが 人が雌鹿の鳴き声をまねた鹿笛を吹くと 雄鹿が騙されて寄ってきてしまい捕まる事から。 鹿笛(しかぶえ) 鹿の鳴く声のような音を出す笛。 ししぶえとも呼びます。 鹿笛などの鳥獣の鳴き声をまねた笛を使い猟をする事を コール猟といいます。 [0回] 秋の入り日と年寄りは落ち目が早くなる あきのいりびととしよりはおちめがはやくなる お年寄りの衰えを表した言葉。 秋は他の季節に比べて急激に日が暮れるのが早く お年寄りもだんだんと衰退が早くなっていくという事。 高齢者 現代では昔と比べると同じ年齢でも身体能力の高い高齢者が多く 平均寿命も延びているので90歳でもピンピンしている方も多いそうです。 [0回]