"あ"カテゴリーの記事一覧 蟻の穴から堤の崩れ ありのあなからつつみのくずれ 小さな手違いや油断から大事に至ってしまう事。 蟻のあけた少しの穴と侮っていると そこから堤防が崩壊するほどの大惨事になるという事から。 堤(つつみ) 川などが溢れないように岸に土を高く盛り上げたもの。 土手。 [0回]PR 在りての厭い亡くての偲び ありてのいといなくてのしのび 健康で生きているときは相手の悪いところばかり見えているが 亡くなってしまうと今度はよい点ばかりが思い出されるという事。 故人を懐かしむ言葉。 生きているときは相手を嫌ったり憎んだりするが いなくなってしまうと寂しく懐かしく思う事。 厭う(いとう) 嫌がる事。 敬遠する事。 偲ぶ(しのぶ) 過ぎ去った物事や遠く離れた人の事を懐かしく思う事。 [0回] 有りそうで無いのが金、無さそうであるのが借金 ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん 他人がどれくらい稼いでいるのかは実際にはわからないというもの。 大きな家に住んでいたり 豪華な生活をしてるように見える人が 実は多額の借金などを背負っていて 見た目の華やかさとは違うという事。 借金(しゃっきん) お金を借りる事。 また、借りたお金の事。 [0回] 蟻が大仏 ありがだいぶつ 力の差がありすぎてまったく問題にもならない事。 《蟻が大仏を曳くよう》ともいいます。 曳く(ひく) 引く。 物に手をかけて引き寄せる事。 押すの反対。 [0回] 蟻集まって樹を揺るがす ありあつまってきをゆるがす 小さな力でも集まると全体を動かす力になるという事。 蟻のような小さな生き物でもたくさん集まると樹を揺らすことも できるような強力な力になるという事から。 また、小さな蟻がいくら集まっても無駄で大木が揺らぐはずもないという とてもかなう事は無い事という意味もあります。 [0回] 嵐の前の静けさ あらしのまえのしずけさ 何かしらの大きな異変が起こる前に不気味な静けさがある事。 大きな嵐が来る前には一時的に静かな状態になるが そのあとに暴風雨などが来る事から。 嵐(あらし) 荒く激しい性質の風。 暴風雨。 不気味(ぶきみ) 正体がわからず気味の悪い事。 気持ち悪い事。 気味(きみ) 気分。気持ち。 [0回] 荒馬の轡は前から あらうまのくつわはまえから 困難な事でも正面から堂々と取り組むのが良いという事。 暴れ馬に轡を付けるのに その勢いに恐れ後ろから付けようと小細工をするとかえって危険を伴い 正面から行くと案外あっさりとできる事があるため。 轡(くつわ) 馬につける道具。 馬の口につけ手綱をつないで馬を操るための物。 [0回] 荒い風にも当てぬ あらいかぜにもあてぬ 大切に育てる事。 強い風が吹いている日などは子供を外に出したりはしないという事から。 大切(たいせつ) 心から必要とし慎重深く扱う様。 丁寧に扱う事。 [0回] 歩めば土つく あゆめばつちつく 何かをするとそれに付き従うように何か面倒な事が起こってしまうが それはしょうがないのだと言う事。 動かなければ足は土で汚れないが 何かしようと外へ出ると足は土で汚れる事から。 何かするために生じる面倒は仕方がないという事。 しょうがない 仕方がない、仕様がないなどの意味。 仕方(しかた) 方法。手段。 仕様(しよう) しかた。やりかた。 [0回] 過ちは好む所にあり あやまちはこのむところにあり 人は自分が得意としていることや好きな事をしていると失敗しやすいという事。 得意としている油断からで、 もともと不得意としているものはとても慎重になり失敗は少ないというもの。 慣れなどで失敗する事。 好む(このむ) 他よりもそれに気をひかれる。 進んでそれを選ぶ。 得意とするなど。 [0回]