"け"カテゴリーの記事一覧
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けらざい
沢山の特技を持っているが
そのどれもが特別すごいというものではない事。
色々できるがすべてがそれほど上手でも無く
これといった特徴がない事。
螻蛄は飛ぶ・泳ぐ・穴を掘る・走る・よじ登るなどの能力を持っているが
そのどれもが特別優れているわけではない事から。
螻蛄芸
石臼芸
多芸は無芸
- 螻蛄(けら)
バッタやコオロギの仲間で地中での生活に特化した昆虫。
《おけら》とも呼ばれ田んぼや畑などに穴を掘り生息する。
土を掘るための前足がしっかりしていて正面から見ると万歳をしているように見え
それがお金を使い果たしお手上げ状態の人に見えるという事から
お金がない事を《おけらになる》と呼ばれるようになる。PR -
げめんじぼさつないしんにょやしゃ
顔立ちや物腰はとても柔らかで美しく見えるが
心の中ではとても邪悪である事。
よく女性は顔立ちが美しいが内面は悪魔のようであるという比喩として使われるが
実際には女性に限った事ではなく
外見がよく姿かたちが良いのに内心は邪悪なものなどの例え。
外側だけを良く見せる者には注意が必要であるという事。
顔に似ぬ心
- 菩薩(ぼさつ)
釈迦如来の修行時代の姿の事。
それをベースに派生型が多く存在し女性型の菩薩も存在しますが
菩薩そのものが女性という事ではないので注意が必要。
実際には男性でも女性でもない性を超越した存在。
- 夜叉(やしゃ)
もともとはインドの獰猛な鬼神。
インドでは夜叉の男性がヤクシャ・女性がヤクシニーなどと呼ばれる。
仏教に取り入れられてからは仏教を守護する天竜八部衆の一員となる。
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けむりあればひあり
末端の事をみて元がどうなっているのかを察する事。
煙が登っている所には火があり何か燃えているからという事から。
何もない所に悪い噂が出てくることはあり得ないという事ですが
現在では故意に偽証をしたり、その偽証を良く調べず真実とする人たちもいるので
軽はずみな判断はせずよく調べてから疑うのが良いかもしれません。
火のない所に煙は立たぬ
- 煙(けむり)
主に物が燃焼するときに発生する微粒子が見えているもの。
この微粒子は有害なものが多く含まれるため
火事では煙を吸う事により呼吸困難となり死亡する例が多い。
火のない場所にできる土煙など燃焼とは関係のない煙もあるので
全ての煙が火と関係するわけではない事に注意が必要。