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じろうにもたろうにもたりぬ
どっちつかずな感じでいい加減な事。
どちらにも該当しないで当てはまるものがない事。
太郎の太には《はなはだしい》や《おおきい》などの意味があり
次郎の次にはそれに次ぐ者の意味があり
太郎や次郎ほどの力量がないという事から。
帯に短し襷に長し
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しるをすうてもどうざい
不法行為はわずかでも協力をすると
主犯がした事と同じになるのだという事。
悪事はわずかでも関わると同じ罪だという事。
鍋などの汁物の料理の具材は食べていなくても
その汁を吸っただけでもその料理を食べたことになるという事から。
皿嘗めた猫が科を負う
汁を啜って同罪
- 汁(しる)
味噌汁や鍋物、スープなどの具材を煮込む料理を指す事が多い。
またラーメンなどのスープも汁という。