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井蛙は以て海を語る可からず
生ある者は死あり
成功の下久しく処るべからず
精神一到何事か成らざらん
聖人に夢なし
清水に魚棲まず
清濁併せ呑む
井底の蛙
急いては事を仕損じる
青天の霹靂
晴天をほめるには日没を待て
盛年重ねて来らず
生は難く死は易し
生は寄なり死は帰なり
贅はしたし銭はなし
せかせか貧乏ゆっくり長者
急かねば事が間に合わぬ
積善の家には必ず余慶あり
堰で入らねば河で取る
石塔の赤い信女が子を孕み
咳払いも男の法
世間知らずの高枕
世間に鬼はなし
世間は張り物
世間は広いようで狭い
是々非々
世帯仏法腹念仏
せちせち貧乏のらり果報
切匙で腹を切る
せっかちのしくじり
節季女に盆坊主
節季師走には猫の手も借りたい
節季の風邪は買ってもひけ
節供倒しは薬礼になる
殺生八分の損見るは十分の損
雪駄の裏に灸
雪隠浄瑠璃
雪隠で饅頭
雪隠と持仏
雪隠の火事
雪隠の錠前
雪隠虫も処贔屓
せつない時の神叩き
せつない時は茨も掴む
せつない時は親
節は時を嫌わず
背中の子を三年探す
銭ある時は鬼をも使う
銭ある者は生き、銭なき者は死す
銭あれば木仏も面をかえす
銭金囲うても姫囲うな
銭金佐渡の土
銭金は乞食でも持つ
銭取病に死病
銭なき男は帆なき舟の如し
銭なしの市立ち
銭は足なくして走る
銭は阿弥陀ほど光る
銭は銭だけ
銭は馬鹿かくし
背に腹はかえられぬ
銭儲けと死病はあだではない
銭持たずの団子選り
狭家の長刀
是非は道によって賢し
狭き門より入れ
蝉は美人の生まれ変わり
背より腹
世話の焼き死
瀬を踏んで渕を知る
善悪は地獄極楽
善悪は水波の如し
善悪は友による
善悪は友を見よ
千貫のかたに編笠一蓋
疝気も釣りかた
千金の子は市に死せず
千金は死せず百金は刑せられず
千軒あれば共過ぎ
線香の心張り
線香も炊かず屁もひらず
千石取れば万石羨む
千石万石も米五合
千石見晴らしの田でないと鶴は下りぬ
千載一隅
詮索もの目の前にあり
千丈の堤も蟻の一穴から
前世の約束事
禅僧が素麺を食うよう
先祖に討死させて高枕
前轍を踏む
船頭多くして船山へ上る
船頭の一時櫓
船頭のそら急ぎ
千日の萱を一日
千日の勤学よりも一時の名匠
千日の旱魃に一日の洪水
善に強い者は悪にも強い
善には善の報、悪には悪の報
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粋が川へはまる
水火の争い
西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ
粋が身を食う
水火を辞せず
水魚の交わり
水晶の削り屑
水晶は塵を受けず
好いた事はせぬが損
好いた同士は泣いても連れる
水中に火を求む
翠は羽を以て自ら残なう
粋は悋気せぬもの
酸いも甘いも知り抜く
末重き物は必ず折る
末始終より今の三十
据え膳喰わぬは男の恥
末大なれば必ず折る
末の露本の雫
末は野となれ山となれ
姿は俗性を現す
姿はつくりもの
好かぬは得せぬの唐名
酢が戻る
頭寒足熱
好きこそ物の上手なれ
好き添いは離れやすい
過ぎたるは猶及ばざるが如し
好き連れは泣き連れ
好きな事には騙されやすい
好きには身をやつす
空き腹にまずい物なし
隙間風は冷たい
生業は草の種
頭巾と見せて頬冠
木菟引きが木菟に引かれる
好く道より破る
進み立つ方に障りなし
雀一寸の糞ひらず
雀の千声鶴の一声
雀の角
雀の涙
雀百まで踊り忘れず
裾取って肩へつぐ
廃れ者なし
捨て犬に握り飯
棄子は世に出る
酢でも蒟蒻でも
棄て物は拾い物
棄てる神あれば助ける神あり
棄てる子も軒下
砂の底から玉が出る
砂原は三里行けば二里戻る
酢につけ粉につけ
脛一本腕一本
脛に疵持つ
脛に疵持てば笹原走る
脛はぎの延びた奴
拗者の苦笑い
簀子の下の舞
酢の蒟蒻の
素引の精兵
滑ったの転んだの
すべてのメダルには裏がある
滑り道と御経は早いほうがよい
すまじきものは宮仕え
墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼に持たせよ
住むばかりの名所
住めば都
相撲に負けて妻の面張る
相撲の果ては喧嘩になり博奕の果ては盗みになる
相撲馬鹿取る利口見る
擂粉木で芋を盛る
擂粉木で重箱洗う
擂粉木に注連
擂粉木に羽が生える
擂粉木棒の年とり
擂粉木を食わぬ者はなし
擂鉢へ灸をすえる
駿河の富士と一里塚
するは一時名は末代
酢をかう
寸善尺魔
